2017年8月8日火曜日

世界陸上の思い出④世界陸上と共に歩むTDK

 
 TDKは1993年第1回ヘルシンキ大会から今年の第16回ローマ大会までゼッケンスポンサーを継続している。私は第2回ローマ大会から第6回アテネ大会まで、その事務方を担当してきた。担当期間中、業績が低迷して、継続の危機を迎えた事がある。この時、役員の一人が「世界陸上を継続できるよに、皆で頑張ろう!」と述べ、継続が決まった。
 
(1992年、世界陸上継続の稟議書。佐藤社長がサインして下さった)

 2002年、私が定年退職した後もTDKは世界陸上を継続している。その理由は「記録と自己へのあくき挑戦を続けるアスリート」の姿勢と「独自の技術で未来をひきよせるテクノロジーを生み出し、社会貢献をしよう」というTDKの企業姿勢が一致しているからだという。
 1993年第1回ヘルシンキ大会当時のTDKの売上は3千百億円だったが、今年、TDKは1兆1千5百億円を目指す。(海外売上が92%を占める)世界陸上とともに歩むTDKである。
                

1987年、第2回ローマ大会の時、イタリアの日本大使館を訪れ、全権大使 西田誠哉氏にお目にかかる。


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