2012年12月29日土曜日

音楽に人生を捧げた太田さん逝く

(1972~3年頃、山口県のTDKテープ愛用者取材。左から太田さん、小生、エフエム東京・菊池さん、幅屋さん)

 今年は私の大切な方々の訃報が続いた。
7月、中学生の同級生で秋田県由利本荘市議、佐藤竹夫君逝く。
9月、TDKカセット国内シェアNO,1を率いた川上岩男さん逝く。(80歳)

 そして、12月25日、私の音楽の師匠である太田昌純さん逝く。(82歳)
同日、奥様からお電話をいただいた。「お知らせしようかどうか迷ったのですが、お友達の畠山さんに参列していただけば主人も喜ぶと思いまして・・・」。奥様、知らせていただいてありがとうございます。
 27日、所沢で行なわれた告別式に参列。式場にはヴェルディの「レクィエム」が流れていた。火葬場まで御伴してお見送りした。

 太田さんは静岡大学を卒業されて、音楽教師になられた。その傍ら静岡交響楽団でも活躍された。息子さんのお名前は「響」。教師を辞められて上京。広告代理店に勤務。
 1971年からはじまった「TDKオリジナルコンサート」のCMの制作を担当された。私は1972年にTDK宣伝担当となり、その時以来、今日まで実に40年のお付き合いである。

 今年の10月末、便箋6枚にわたるお手紙をいただいた。末尾にこう書かれていた。「長い病院生活と抗ガン剤ダメージの為、家の近くを2~3分歩くのがやっとの状況です。下らない泣き言を畠山様と思い、つい喋ってしまいました。正直言って、又お会いできる日が来るかどうかもわかりませんん。」

 ご家族の話によると、病床で太田さんは、ドイツの作曲家ワーグナーについての執筆にとりかかろうとしていたという。私にはそんな事は一言もいわなかった。完璧なものができるまで他言しないのが太田流だった。それにしても、太田さんのディスマスクは威厳に満ちていた。

2012年12月24日月曜日

最期のパスポート?

町内の友人「70代の男たち」2人に”海外旅行”しようと誘われた。

 海外旅行は家内と、と思っていたのだが、家内は長時間の飛行機は嫌いになったということで、海外には行かないということなので、友人達の話にのる事にした。

 ということでパスポートを探した。アレレ、パスポートが見当たらない。やっとのことで探し当てて中を見たら2010で期限切れとなっていた。
 
 今月、パスポートの申請をし、先週入手した。新しいパスポートの期限は2022年12月14日。この時、私は80才。これが私の最期のパスポートになるかもしれない。

 ところで、期限切れのパスポートは3回使用していた。

 2004年12月 会社OB有志と台湾へ。同郷の先輩であり、仲人であり、台湾董事長であった小松正一さんの33回忌が現地であり、これに参列した。
 2005年 7月 家内とハワイ旅行
 2007年 9月 ベルリン一人旅。ベルリンフィル、ブッパータール響を聴く。

 新しいパスポートの国務大臣の署名を見て、日本人であることを再認識する。なお、新しいパスポートにはICチップが仕込まれていた。

2012年12月21日金曜日

音楽、年末の贈り物

①18日、レコード会社よりドッサリとCDが届いた。正確に言うとSACD(スーパーCD)である。
私が現役の頃、関係していた「TDKオリジナルコンサート」(TOKYO FM)の音源の一部を使用してSACDとして発売したのでお届けします。という趣旨である。
 下記の通りクラシックファン垂涎のラインナップである。

 ヘンリク・シュリング ヴァイオリンリサイタル(1976年・東京文化会館)
 カール・リヒター チェンバロリサイタル(1976年・石橋メモリアルホール)
 カール・リヒター オルガンリサイタル(1976年・東京カテドラル)
 オイゲン・ヨッフム バンベルク交響楽団(1982年・東京文化会館)
 ローラ・ボベスコ ヴァイオリンリサイタル(1983年・日本都市センターホール)
 クラウス・テンシュテット ロンドンフィル(1984年・大阪国際フェステバル)

定年から10年も経ち、しかも30年以上前かかわった放送音源がこのように陽の目を見るとはなんと幸運なことだろうと感謝せずにはいられない。

 ②竜ヶ崎音楽同好会「ゲヴァントハウス」のメンバーがフルシャ指揮・東京都交響楽団は聴きものですとすすめるので20日夜、上野・東京文化会館まででかけた。(この日は昼ベテランズクラブの忘年会でもあった。)「幻想交響曲」本当に良かった。終楽章の大詰めでは熱演するフルシャが飛びあがり、燕尾服のカマーバンドが外れた。こんなの見たのはじめて。会場はブラボーと拍手で沸いた。こんな盛況なコンサートを聴いたのは久しりである。(ところで入場料金はシニア割引で¥3,850。年金生活者には嬉しい。東京都民に感謝)東京都交響楽団のCDは今年のレコードアカデミー賞も受賞しており、絶好調である。難をいえばややパワー不足。その点、13日のデュトワ・NHK交響楽団の「春の祭典」は凄かった。(FMで聴いたのだが、それはわかる)
(熱演した東京都交響楽団・ヴァイオリンセクションメンバーの1部。女性楽員が多い)


2012年12月15日土曜日

ゴルフ打ち納めはブービー賞


 14日、今年最期のゴルフコンペが千葉県銚子市にある「レインボーヒルズカントリー」で開催された。参加者はTDKのOB15名。私のスコアはアウト55、イン51で合計105。ビリから2番目。
ゴルフの場合、ビリから2番目はブービーと呼ばれ、賞品がでることが多い。私も目出度くブービー賞2千円をゲットした。この他にも競馬が当たり4千円ゲット。成績は悪かったが賞金は稼いだ。

 年々、ボールの飛距離が落ちてきている。
ゴルフの場合、一番飛距離のでるクラブをドライバーと呼ぶ。
ドライバーショットはプロの場合、300ヤード(270メートル)は飛ぶ。ところが14日の私のドラ―バーショットは150ヤードしか飛ばない。プロの半分である。(若い時は180ヤードくらい飛んでいた)
 私はもともと運動が不得意。飛距離は諦めている。
 結局アプローチとパットでスコアをまとめるしかない。なのにゴルフの回数は今年から激減。

 ゴルフの成績を云々する時期は過ぎ、ゴルフが終わってからの飲み会も含めた友人達との交流に主眼を置く時期に入った。




2012年12月12日水曜日

日本の原風景、明治の木造校舎

(古屋さんのメールに添付されていた音楽教室)
 
 11日、隣町・竜ヶ崎市に住む古屋和紀さんからメールをいただいた。
古屋さんは同町にある音楽愛好会「ゲヴァントハウス」でいつも名解説をして下さる方である。

 古屋さんは友人達と茨城の北部にある大子(だいご)町と五浦(いずら)海岸に忘年会旅行に行ったという。 写真はその時訪れた大子にある小学校の音楽室だという。「昔の教室そのままであり、懐かしさで一杯になった」というコメントがついている。

 私も茨城住民として大子は何回か訪れているが、それは、いつも「袋田の滝」を観るためだった。
今回、改めて大子町のホーム頁をみると、同町は「大子町フィルムコミッション」として木造小学校を保存しているとある。初原小学校(明治6年設立、平成6年閉校)上岡小学校(明治12年設立、平成13年閉校)浅川小学校(明治6年設立、平成13年閉校)池田小学校(明治7年設立、平成13年閉校)西金小学校(明治5年設立、平成17年閉校)の6校である。

 古屋さんの思いは続く。「日本は確かに豊かになり、校舎も立派になった~略~立派な建物がいくらあっても誰も語りはしない。物質的な豊かさを求めたために精神的な豊かさが失われたのは確かなような気がします。」「いじめや教育の乱れはご立派な校舎に魂が宿らないからではないでしょうか」
 
 古屋さんにこのような感慨をもたらした大子町の施策は心温まるものがある。

 ところで、写真の音楽教室にあるピアノは場違いのように立派である。それはこの校舎にピアニストを呼んで、コンサートをやるためだという。明治の木造校舎でグランドピアノがどのような音を奏でるのか興味深い・・・。

2012年12月8日土曜日

衆議院選挙。カナダから疑問の声

 2日、カナダ在住の好打 献(こうだけん)さんから衆議院選挙について疑問のメールが入った。
政治家、マスコミ、選挙民に対する疑問である。ご指摘もっともと思った。
 
「脱原発、反増税、TPPの賛否など、キャッチフレーズに過ぎない各論が主たるテーマになってしまっており、肝心・肝要であるべき”国家観と国益”の基本政策が二の次に追いやられている」

「マスコミの報道姿勢と選挙民の政治感覚にも問題の根源があるように思えます。いみじくも国政を託す政治家なり、政権を託す政党なりに対して質問すべきは、短絡的な施策ではなく、明日の日本をどの方向へ進めるのか、即ち経済・財政政策、産業政策、社会福祉政策、教育政策、外交・安保政策が、まず問われなければなりません。それらの戦略主題が先ずあって、各論として戦術論が付随して出てこなければ、選挙で人も党も選べない筈です」

 私とすれば、①憲法改正を提唱している党もあるので、国の基本である憲法について各党、候補者の意見を聞きたい。②また、借金大国からどうやって抜けだすのか、そのロードマップを提示して欲しい。この2つのテーマと比較すると好打さんご指摘のように原発・増税・TPPは短絡的であり、収斂する方向は見えているように思える。
 (4日、オーディオ評論家・藤岡誠先生主催「千代田会」忘年会参加の為東京へ出かけたら、有楽町駅前で桝添要一さんの選挙カーと遭遇した。)