2012年6月27日水曜日

難コース、烏山城カントリーに挑む

26日(火)、高校時代の同窓生が集うゴルフコンペ(鷹農35会)が栃木県・烏山城カントリーで開催された。
6月にしては珍しく晴天。予定していた8名が顔を揃え、幹事役の小生は一安心。

烏山城カントリーは5月に男子プロゴルフツアー(PGA)のトーナメントが開かれた名門コース。
関東平野の台地にゆったりと設計された18ホール。フェアウエイは広々としている。ところが、ラフが深い。ラフに入るとパワーと技術がないと抜け出せない。しかも要所要所にバンカーが待ちかまえている。70の坂を超えたメンバーはヘトヘト。通常のコースと比較すると10打くらい余計に叩く結果となった。優勝は秋田からかけつけた阿部秀夫君。

終了後、隣接するホテルにチェックイン。臥龍閣で行なわれた宴会には村上廣美君(山形)田口照美君(埼玉)も加わった。席上、全員が近況を語ったが、養豚業をやっている阿部君の話を記しておきたい。(昨年の大震災で6千頭の豚が死に直面した。八戸の港湾が津波にやられ、飼料の陸揚げができなくなった。なんとか、在庫分の資料をかき集めて食いつないだが、品質が低下し、売り物にならなかった。)

宴会終了後、ホテルのカラオケルームで2時間30分にわたって、演歌大会。石原裕次郎が多かったなあ・・・。
村上君の土産、さくらんぼ”さとう錦”が美味しかった。

2012年6月25日月曜日

冴える、クリ―ヴランド・サウンド

23日、東隣の阿見町で「ひだまりコンサート」があった。
 
 このコンサートに西隣の竜ヶ崎市で行われる「ゲヴァント・ハウス」にいつも姿を見せられる白上さんのお嬢さんが出演されるというので聴きに行った。
お嬢さん、白上 冴(しらかみ さえ)さんは、現在アメリカのクリ―ヴランド管弦楽団のヴァイオリン奏者である。
冒頭のクライスラー作曲「前奏曲とアレグロ」を聴いて圧倒された。

 クリーヴランド管弦楽団はシカゴ、フィラデルフィア、ボストン、ニューヨークのオーケストラと並んで、米国のビック5と呼ばれている。(同市の人口は全米で45番目、40万にもかかわらず、である。)同楽団の完璧なアンサンブルと音の均質性はドイツのベルリン・フィルにも引けをとらない。
 
 白上さんの演奏で私が第一に感じたのは音楽の楽しさではなく、厳しさである。それは同楽団に対して持っている私の印象と同じである。一人で弾いても、アンサンブルになっても、演奏の方向性は同じなんだということを感じた。白神さんは、日々同楽団で、多国籍の名手達と切磋琢磨しているという、厳しさを放射させたのである。

 それにしても、なんということだろう、全てが冴(さえ)というお名前と符合しているのである。ヴァイオリンの音が冴えているのは勿論、舞台姿が凛としているのである。(精悍な顔立ちと、長身で鍛えられた体型)。ドレスは紫で和服をアレンジしたものだった。

 24日はわが町、牛久市民吹奏楽団の第26回定期演奏会を聴いた。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」に挑戦。プロローグ、古城、ビドロのソロに破綻がなかったのは立派。最後の「キエフの大門」に会場は沸いた。長年指導に当たられている常任指揮者・関 稔さんに市民の一人として敬意を表したい。

2012年6月17日日曜日

痛風、ダルビッシュ

11日から左足が痛い。痛風だなと思った。(昨年もあった。)尿酸値は平常。原因は8日の東京巡礼、夜・下北沢での痛飲かな?
12日、整形外科医院に行って薬をもらう。薬を飲み、湿布薬(ヤクバンテープ)を貼ったところ、小康状態に。明日は良くなるだろう・・・。
13日の夜、ズキン、ズキンと足が痛い、布団に患部が触れるだけで痛い。布団の中で七転八倒。
   足を見るとパンパンに張れている。
14日は安静にし、読書(吉田秀和・音楽紀行)とテレビ観戦で過ごす。晩酌のビール、入浴も自重。
15日、16日も自重。読書とオーディオ鑑賞、テレビ観戦。
16日の米大リーグ野球。テキサスレンジャーズのダルビッシュの熱投には痛風の痛みも忘れた。
顔がいい、スタイルがいい、投球フォームが美しい。片足を上げた時の微動だにしない安定感は、いつもフラフラしているワレとは大違い。結果として投球される鋭い変化球。11三振ショウ。ワトソン監督が「ロケットのような速球」と評す。ゴルフの石川遼も美しいがダルビッシュには及ばない。(全米プロゴルフ、1日目は健闘したが一打及ばず予選落ち)
16日、午後竜ヶ崎市のゲヴァント・ハウスのCDコンサートへ。このコンサートの模様を評論家の新先生がラジオ技術に紹介。このコンサートはたいしたものだ。同コンサートに横浜からかけつけた吉原恵さんから北海道産の玉ねぎをいただく。玉ねぎは痛風にいいという説も・・・。

 とこで、今週から来週にかけて国内海外とも緊張が続く・・・。大飯原発再起動決定、消費税値上げの採決、ユーロ危機の鍵を握るギリシャの選挙・・・。

2012年6月14日木曜日

キャノンボール、SACD

8日の東京巡礼で日本コロムビアにお邪魔した。
同社のプロデューサーである岩垂靖樹さんが、ご定年が近いというので、ご挨拶に伺った。
「これが、私の最後の作品です。」
岩垂さんは記念として私に2枚のCD(SACD)を下さった。(写真)

同社が誇るジャズレーベル「SAVY」、キャノンボールの2枚だった。
ところで、小生、全くのジャズ音痴。ジャズアーチストいえばマイルス・ディビスくらいしか知らない。

聴いて驚いた。
音がなんとも生ナマしい。解説を見ると1955年モノラル・アナログ録音だという。こんな音を聴くと、ステレオって何、デジタルって何?と思ってしまう。しかし、冷静に考えると、こんな凄い音が聴けるのもデジタル技術のお蔭なのである。デジタル技術のお陰でレコード会社が保存しているマスターテープの凄い音が、家庭でも聴けるのである。

ジャズはリズムであり、スウィングである。
ベースのブンブンと唸る音が誠に心地よい。サックス奏者、ジュリアン・アダレイ(愛称キャノンボール”大砲”)の超絶技巧には圧倒される。また、彼のサックスの音色はアメリカ西海岸の青い空を連想させる。東海岸の暗さはない。(彼はフロリダの出身だというので、正しくはフロリダの青い空というべきかもしれないが、私は残念ながらフロリダに旅したことがない)

ところで、岩垂さんはヨーロッパで活躍する指揮者・上岡敏之を日本に紹介したプロデューサーである。上岡の紹介は後輩に引き継いでいってもらいたい。

2012年6月9日土曜日

東京巡礼!活字媒体の危機!

8日、久しぶりに東京へでかけた。
 9:30 赤坂インターコンチホテルで翻訳業社長とモーニングコーヒー
11:00 新橋、いつもの旧友と昼食
14:00 銀座・山野楽器覗く。リリースに関係したCDの陳列確認
15:00 虎の門にある日本コロムビア訪問
16:00 虎の門にある日本記録メディア工業会訪問
17:00 国会図書館(道中、江戸城の鎮守様、日枝神社の祭礼に遭遇した。写真)
18:30 下北沢「てんまみち」。オーディオ評論家・メーカーの方と語る。郷里秋田の酒「雪の茅舎」
      味う 

 ところで、今回の都内巡礼で某電気業界新聞が経営危機にあるという話を聞いた。某新聞の意義は新製品情報にあったのだが、今は新製品情報はネットで知ることができる。しかも驚いた事には、新聞記者が足で取材しないで、ネットを見て、記事を書いている事例が散見されるという。これでは新聞が読まれなくなるのは当然である。
私は夜の飲み会で新聞記者と同様「モノカキ」であるオーディオ評論家の先生にご忠告とご提案(吉田秀和先生等のカリスマ亡き後、どうやって音楽・オーディオ文化を継承していくか)。「さすが畠山!今夜は飲み明かそう」との声。しかし、明日は8時からシルバーセンターのバイトがある。先生達に言たい放題で失礼できる今の身分は誠に心地よい。

2012年6月2日土曜日

人生は十人十色。自分史で心豊かに!

私が加入している自分史同好会「刈谷いしぶみの会」、その紹介記事が「常陽リビング」6月2日号の一面を飾った。同紙は発行部数25万部(ABC協会加入)を誇る茨城県南トップの情報誌である。茨城県南といえば、つくば、土浦、守谷等の都市を包含をする、誠に栄誉な事である。

見出しが”人生十人十色。自分史を記録して心豊かに”とある。
「刈谷いしぶみの会」は会員わずか5名の小世帯。中心メンバーは80才代である。
なのに取り上げていただいたのは編集長の仲沢二三子さんが、われわれの会に共感して下さったからではないかと思う。取材の時、見出しにある言葉を誰も具体的に発したわけではない。仲沢さんがみんなの気持ちを見事に一つの言葉にまとめて見出しにして下さったのだ。

最近の世情(政・官・マスコミ)を見ると、誠に心もとない。それにめげそうになるが、十人十色、自分の生きがいを見つけ、庶民が心豊かに生き続ければ、日本はきっと良くなる。

それにしても今日の松井秀樹のホームランは凄かった。パワー、技術、気迫の3拍子が揃った一発だった。