2017年8月7日月曜日

世界陸上の思い出③第3回・東京大会

第3回世界陸上・東京大会は1991年8月23日~9月1日まで10日間、開催された。1964年の東京オリンピックに次ぐ国家的イベントだった。23日の開会式には天皇・皇后陛下ご臨席のもと、海部俊樹内閣総理大臣が開会を宣言。
 競技2日目、女子マラソンで山下佐知子が銀メダル。日本女性が世界のひのき舞台の陸上競技でメダルを獲得したのは、1982年アムステルダムオリンピック800mで銀メダルを獲得した人見絹枝以来63年ぶりの快挙だった。その夜、男子100mでカール・ルイスが9秒86の世界新記録(ローマ大会でジョンソンが出した9秒83はドーピングで失格)で優勝。大会6日目にはパウエルが男子走り幅跳びで8m95の世界新。そして大会最終日の9月1日、男子マラソンで谷口浩美が2時間14分57秒で金メダル。(写真・上)国立競技場のセンターポールに日の丸が上る。
 私は第2回大会に続いて、第3回大会も担当。大会期間中、帰宅は毎日深夜。下車駅の牛久駅を乗り越すこともあった。
(世界陸上・東京大会)参加国・地域184、参加選手
2,500名、報道関係者4,500名、観客70万名、テレビ視聴者33億名

TDKのパーティ会場に突然現れたカール・ルイス(写真・左)
               

TDKパーティのホスト役、大歳 寛会長(右)と私(左)


*写真、上・中(陸上競技社)           
               

               







                   

0 件のコメント:

コメントを投稿