競技2日目、女子マラソンで山下佐知子が銀メダル。日本女性が世界のひのき舞台の陸上競技でメダルを獲得したのは、1982年アムステルダムオリンピック800mで銀メダルを獲得した人見絹枝以来63年ぶりの快挙だった。その夜、男子100mでカール・ルイスが9秒86の世界新記録(ローマ大会でジョンソンが出した9秒83はドーピングで失格)で優勝。大会6日目にはパウエルが男子走り幅跳びで8m95の世界新。そして大会最終日の9月1日、男子マラソンで谷口浩美が2時間14分57秒で金メダル。(写真・上)国立競技場のセンターポールに日の丸が上る。
私は第2回大会に続いて、第3回大会も担当。大会期間中、帰宅は毎日深夜。下車駅の牛久駅を乗り越すこともあった。
(世界陸上・東京大会)参加国・地域184、参加選手
2,500名、報道関係者4,500名、観客70万名、テレビ視聴者33億名
TDKのパーティ会場に突然現れたカール・ルイス(写真・左)
TDKパーティのホスト役、大歳 寛会長(右)と私(左)
*写真、上・中(陸上競技社)
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