2020年1月29日水曜日

”ここだけの話”取材が入った工業会OB会

 
昨年末から準備していた日本記録メディア工業会OB会が23日、予定通り開催された。(趣旨は1月4日ブログに掲載)この会に雑誌社の取材が入った。いわゆる”飲み会”に取材が入るなど珍事である。いきさつはこうである。
 記録メディア工業会の加盟メーカー間において最も競争が激しかったのはカセットテープのシェア争いである。それは1970年~1990年代のことである。昔のことなので、参加者の方々も記憶があいまいだろうと、「カセットテープ・コンプリート」誌に掲載された各社のパッケージ写真を開催資料として配布することを思いついた。その使用許可を同誌の澤村記者に打診したところ「どうぞご利用下さい。ところで面白そうな会なので取材させてくれませんか」となった。澤村さんは競合メーカーの当時の担当者が一同に集まる会に関心を持ったようだ。
 会に参加したのは松本、畠山(TDK)西郷(ビクター)木村、工野(マクセル)佐藤(パナソニック)小澤、高橋、東、高山(フジ)鈴木(コロムビア)の11名。ソニーの伊賀野さんは同社の集まりとかちあい欠席。
 ご三家(ソニー、TDK、マクセル)に後塵を拝し、”フジの病”と業界で揶揄されたフジフィルムがAXIAで巻き返しをはかる話や、コロムビアの鈴木さんのLPレコード収録時間秘話など・・・。ここだけの話、今思いだした話で大いに沸いた。
 この模様、澤村さんの雑誌に掲載されるかもしれない。

2020年1月28日火曜日

龍ヶ崎ゲヴァントハウス、コンサートホール閉鎖


18日(土)は隣町のクラシック音楽愛好会「NPO法人 龍ヶ崎ゲヴァントハウス」にとって、記念すべきコンサートだった。この法人が14年にわたって使用してきたコンサートホールが閉鎖されることになり、この会場(写真)における最後のコンサートになったのである。
 このホールは関東鉄道・龍ヶ崎駅前にあるショッピングセ
ンター「Ribra」の映画館を利用したもので、オーディオ担当、石井さん手作りのオーディオ再生装置が常設されており、その再生音はオーディオ評論家から1千万円の装置との折り紙をつけられていた。
 ホールの音に魅かれ、北海道、大阪からもクラシックファンがかけつけた。小生は理事として数多くの音楽・オーディオ評論家を招聘し、講演を行っていただいた。しかし、最盛期64の専門店が入り、SMAPのイベントも行われたというショッピングセンターは現在、見る影もなく閉鎖されることになった。車社会、買い物客は郊外店に流れてしまったのである。
コンサート終了後、コンサートホールお別れ会&新年会開催。福島からかけつけた市川さんが日本酒を持参した。二本松にある造り酒屋「奥の松」醸造の吟醸酒。一口いただくと、豊潤な香りが体中に浸透した。ただものではない!スマホで検索すると¥14,850と出た。生涯2度と口にすることがないだろうということで写真に収めた。
 最近は飲み会というとアッチが痛い、コッチが痛い、ウチの家内は・・・の話題で終始するが、この会はカラヤンだ、トスカニーニだ、音は耳でなく、体で聴くものだ、会話は聴こえなくなっても音楽を聴く能力は衰えない・・・などなど尽きることがない。
 ゲヴァントハウスは3月から市の施設で再開する。
 http://gewandhaus.sakura.ne.jp/wp/

2020年1月15日水曜日

ネットオーディオと百万円クラスのピュアオーディオ

昨日(14日)今年はじめての東京行きだった。
牛久発8:31発の電車に乗る。幸い窓際のボックス席が空いていた。暖かいお茶を飲みながら過行く景色を眺める。1時間で世界で最も活気のある東京に行けるのは有難い。東京駅でこれからお目にかかる先輩Aさんに駅弁のお土産を買う。ここの売店は全国の駅弁を販売しており、レジに販売員が10人近く並んでいる。(写真)映画評論もやっていたAさんに年末観た「アラビアロレンス」の感想を語る。Aさんは同映画を10回も観たいう。自分の観た映画のベストワンだという。
 
Aさんと昼食を済ませた後、秋葉原にあるオーディオの出版社に寄る。幸い会長が在社。会長はカセットテープ時代、誌面で記事で取り上げる他、メーカー各社にアドバイスをし、業界の発展に貢献された。現在、衰退ぎみのオーディオ業界浮揚のために尽力している。会長は特別に社内を案内して下さったが、私が編集室に入ると全員起立して迎えて下さったのに感激した。「東大卒の女性編集者もおりますよ」と会長。試聴室で、テスト中のスピーカーを見せていただいた。音は聴くことができなかったが、外観を見ただけでも凄いと思った。仕上げの美しさは芸術品である。(写真)80万、100万といわれても納得がいく。ただ、昨今はオーディオ店が減少しているので、高級コンポ―ネントを実際にみる機会が少なくなった。
 夕刻、浅草橋のTDK柳橋クラブで開催されたパソコンクラブに参加。パソコンのみならず、音楽・オーディオにも造詣の深い梅木先輩がユーチューブ等パソコンを媒介して送信されるオーディオの再生(ネットオーディオ)について見解を述べるとともに、実演。小型のスピーカーでもハイクォリティの再生音が得られることを実証した。
 偶然、ハイエンドオーディオとネットオーディオの現場に遭遇したが、その中間が抜けている印象を受けた。10万クラスのスピーカーでも大型のウーハーが組み込まれていればネットオーディオで得られない音が再生できる。この中間層を相手にした商品開発を検討して欲しい・・・。と、年金生活者の小生は感じた。
 

2020年1月9日木曜日

わが団地のベテランズ(老人会)新年会


 昨年の忘年会は7件もありました。なんとか無事終了。こんどは新年会です。
今日(9日)、最初の新年会がありました。私の住む刈谷団地のベテランズクラブ(老人会)の新年会です。開会は10:30~、受付は10:00~、歩いて5分の集会場に着いたのは10:05。やっぱり、70近い席は既に満席。昨年は10:15分に来たのに満席だったので、早目に来たつもりだった。多分、年明けから新年会を楽しみにしていたのに違いない。
開会前、筋向いに座った森田さんから声をかけられた。「畠山さん、秋田ですよね。私、秋田の西馬音内盆踊り(写真・上)の大ファンなんです」「そうですか、私、まだ見たことないんです」「えっ!」。私は20才の時、秋田を離れた。私の少年時代は車社会ではなかった。行動範囲は同じ郡内に限られたいた。私は日本海側の由利本荘、西馬音内は岩手県境の雄勝地方である。しかし、森田さんの呼びかけで、元気
な内に西馬音内に行かなければと思った。
 新年会はカラオケで大いに盛り上がった。(写真、中・下)聴いているとカラオケには母を慕う唄が多い。父を慕う唄はほとんどない。聴きながら子供を産み、育てる母親の苦労が身に沁みた。新年会は12時30分、盛況の内に幕を閉じた。
 年明け早々、ゴーンの密出国、アメリカのイラン攻撃と騒がしい。しかし、わが刈谷団地の老人クラブは平穏である。刈谷団地は世界の細胞の一つである。細胞の一つ一つが平穏であれば、世界の平和につながる。

2020年1月4日土曜日

日本記録メディア工業会OB会

令和2年の「人間浴」の最初の日記は「日本記録メディア工業会OB会」になった。
今月23日(木)私はOB会の幹事を引き受けることにした。切っ掛けは私が工業会にお世話になっていた頃(1986~1998)常務理事だった木村恭平さんが病気を克服され、元気に活躍されていることに共感したからである。松下、ソニー、フジフィルム、マクセル、ビクター、コロムビア等、当時お世話になった委員の皆さん33名に案内した。結果参加者11名。打率3割。皆さん70代、80代。生き方考え方いろいろ・・・。
工業会は1953年(昭和28)、磁気録音テープ工業会という名称でスタートした。初代理事長は盛田昭夫さん(東京通信工業<後のソニー>専務・写真)だった。当時はカセットテープが誕生前でオープンリールテープ(写真・下)だった。
 私が委員を務めた頃は記録メディアの全盛時代だった。カセットテープのシェア争いが熾烈を極めた。ビデオではソニーのベータ―方式とビクターのVHS方式が競いあった。オーディオ・ビデオテープの売上が業界全体で4千億円を突破した。私が工業会を退任した頃からデジタル化がはじまり、売上が急減。2013年、工業会は解散する。
 記録メディア産業は日本が世界を征服した業種の一つである。その陰にはお互い競い合いながらも、業界全体の発展につながるよう、規格・基準の統一、公正な商取引、普及啓発活動に尽力してきたという経緯がある。23日のOB会が楽しみである。