2011年11月30日水曜日

バルカン半島千キロ(自転車)



 タイトルを見ると、テレビの冒険旅行のようだが、小生の友人、髙山 了さんの計画である。彼は小生より6歳年下だが、60才の定年を機に、10年かけて自転車で奈良からローマ(2万キロ)に行くビジョンを作った。
 定年後、小生は3冊の自分史を出版した。リタイア後の生活に充実感を覚えている小生だが、髙山さんのビジョンは小生の生き方より、遥かに夢に満ちている。
 髙山さんから今年踏破したバルカン半島千キロの写真展を阿見町(牛久市の隣町)図書館で開くので来ないかというお誘いをいただいた。(11月29日~12月4日)
 昨日、早速でかけてみた。小生宅から会場までは約9キロ、車で行く予定だったが、写真展のテーマにあやかって自転車で行くことにした。
 写真展をみた。ボスニアの激戦地、世界遺産、はちきれそうなバルカン美人・・・、ツーリングに参加したメンバーの平均年齢67才とある。
 「僕だって行ってみたい!」待てよである。会場への9キロの道のりに80分費やした。時速7キロである。体が追い付かない、先立つものもこころ細い・・・。
 髙山さんの土産話で行ったつもりになろう・・・。帰りのペダルを踏みながらそう思った。それにしても、自転車はいい、車では見えないものが見えるし、今晩のビールは美味しそうだ。

2011年11月28日月曜日

隠れ酒


 23日、我孫子市の料亭・鈴木屋で「かすが会」の例会があった。
同会は日本酒を愛でる会である。同会の副会長でオーガニックアドバイザーの加藤洋一さんの誘いだった。
 大広間の舞台に20種の銘酒が並んでいる。(写真)これらの銘酒を味わいながら料亭の料理を馳走になるという趣向である。会費¥5,000。
 ところで、お酒で旨いと思った記憶をたどってみた。
 ①子供の頃、家人に隠れて飲んだ濁酒
 ②やはり子供の頃、奥座敷に祖父がしまっていた洋酒を失敬
 ③(最近)日中、家内の留守にチビリとやる。
共通しているのは、いずれも盗み酒で、つまみなしの”素”、チビリ(顔に出ない程度)
 間もなく小生も70才。がぶ飲みをする年齢でもない。「かすが会」に通って好みの酒を見つけ、ブランデーのようにチビリ、チビリ味わいたい。
 ところで、ハイビジョン、ブルーレイとテレビの画質・音質が劇的に向上。宮崎あおい主演の「蝶々さん」は良かったな。家内は「南極物語」にはまっている。
 昨日、地元牛久出身の”稀勢の里”大関昇進確定。今朝のグランドゴルフはこの話でもちきりだった。大阪での維新の会の勝利というニュースもあった。

2011年11月21日月曜日

老い支度?(ゴルフ会員退会・他)


 記録しておきたい最新動向。
 
①「霞台カントリークラブ」メンバーの退会→10月、「霞台ゴルフカントリークラブ」メンバーの退会手続きをした。1985年に入会したので、26年間お世話になったことになる。この間、1991年にはホールインワンを達成するなど、楽しい思い出ばかりだ。退会の理由は実にケチ臭い話だが、年会費2万円を払ってまでゴルフをする熱意がなくなったことである。しかし、「霞台カントリーゴルフクラブ」は素晴らしいコースである。これからはビジターとして同コースに挑戦したい。
 ゴルフに変わって、5年前からはじめたグランドゴルフの回数が増えつつある。
②「痛風」「頻尿」→健康は至って丈夫である。病気といえば年1~2回、痛風に見舞われるくらい。それとて痛み止めの薬を飲むと一晩で治ってしまう。ただ、心配なのは「頻尿」。一晩に4~5回小用で起きる。大事をとって、10月~11月、病院(内科と泌尿器科)に行ってみた。結果はお笑いである。「結構睡眠時間が長いですね。それですと、小用の回数も多くなりますよ。」とのこと。前立腺の心配等も皆無とのことだった。久しぶりに病院に行って驚いた。お医者さん(泌尿器科)は小生の顔など視ず、パソコンで、検査データばかりみている。診察判断も驚くほど速い。内科の先生の話によると、泌尿器科の人気は高く、当該科の先生は忙しいのだという。
(写真は11月1日、秋田県「象潟シーサイドホテル」で観た日本海の夕日)

2011年11月15日火曜日

黄金の日々(カセット文化)を語る



 1980年代「カセット文化」という若者文化があつた。
 現在の若者文化は「ケイタイ文化・スマホ文化」だが、当時は「カセット文化」だった。ウォークマン、ラジカセ、カーステ、コンポでカセットテープを聴くのが流行だった。最盛期のカセットの需要は国内だけで5億巻に達した。
 この文化を演出し、恩恵に預かったメンバーが14日(月)、有楽町の外国人記者クラブレストランに集合した。TDK・OB2名、日立マクセル・OB2名、富士写真・OB、SONY&工業会現役、それぞれ1名。計7名。年齢は50代後半から70代半ば。黄金の日々の武勇伝から始まって、孫の話まで話はつきない。来年、また元気で会おう。
 11日(金)も東京へでかけたのだった。夜、秋田出身の業界紙記者と会うのが目的。早目に家をでて日比谷図書館によった。2009年から閉館していたが、11月4日、新装開館したのである。玄関を入るとコンシェルジェというバッジをつけた女性が出迎えてくれた。フフーンと思った。以前の日比谷図書館は、公園にたむろするホームレスと思しき人物も入館していた。黒いドレスの女性が迎えたら、彼らはたじろいでしまう。コシェルジェはフランス語だが「総合案内」という意味の他「門番」という意味もある。
 ところで、日比谷図書館、以前は47道府県の地方紙が閲覧できたが、新装になってから閲覧できない。雑誌の種類も減っており、残念!(写真は外国人記者クラブで会見した著名人の一部と日比谷図書館の雑誌閲覧コーナー)

2011年11月6日日曜日

東京文化会館50周年・記念ガラ



 上野駅・公園口の目の前にある音楽の殿堂「東京文化会館」が50周年を迎えた。
11月5日(土)14時から、記念ガラコンサートが行われた。震災の影響で都心のコンサートも空席が多いと聞くが、このコンサートは早くからソールドアウト。超満員。
 入場口で家内にチケットを渡す。「お父さん、このチケット¥12,000もしたの」と来た。彼女にとってはコンサートの内容よりも金額の方が気になるようだ。(年金生活をしきる相棒はそれくらいの方が頼もしい・・・)
 前半は往年の日本のアイドルスターが出演。ヴァイオリンの前橋汀子、チェロの堤剛、ピアノの中村紘子。バックは外山雄三指揮の東フィル。それぞれに味のある演奏を披露して声援と拍手を浴びる。
 後半は、世界で活躍する、アーチスト達。冒頭、元英国ロイヤルバレエ団に所属し、大英帝国勲章受章の吉田都。見事な踊りで観客を夢の世界へ。次いで世界のオペラ劇場で活躍するソプラノのデヴィーア、テノールのポルタリーノ、バリトンの堀内康雄が饗宴。指揮はびわ湖ホール芸術監督の沼尻竜典に変わり、東フィルからえも言われぬドラマを引き出した。
 終演は17時。
休憩20分を挟んで、3時間。入れ替わり立ち代わりの名演奏家のパフォーマンス。聴いている方はクタクタ。凄いコンサートだった。

秋田行き。同窓会・鳥海山



 10月31日、9時30分、東京八重洲口発、深夜バス乗車。翌、5時45分秋田・横手駅着。7:15横手駅発、路線バスで由利本荘市の実家に向かう。途中、浅舞町の旧道を通る。街並みに往時の佇まい残る。
 実家で昼食。93歳の母、兄夫婦健在。なにより。やはりご飯が美味しい。
 15時、同級生の佐藤新市君、車で迎えにくる。会場の象潟シーサイドホテルに向かう。18時、石沢中学校第十期卒業生同期会開催。参加者24名(男性15名、女性9名)卒業生の内、大学まで進学したのは女性2人。男性は0とのこと。われわれのクラスは女性陣の方が優秀だったようだ。宴会も女性陣主導。
 2日、ホテルのバスで鳥海山(2,236)へ。まず、鳥海の伏流水が流れる元滝へ。次いで中腹、鉾立(1150)まで登る。天気晴朗。日本海の青と空の青が溶け込む。日本海に浮かぶ船が空中に浮かんでいるように見える。象潟シーサイドホテルに帰館して昼食。ビールが出た。ここまでで会費は〆て¥15,000。幹事の皆さまご苦労様でした。
 13時前、大場恵二君の愛車で再び鳥海山へ。関東から参加した小生、尾崎昭彦君、小松寿雄君の3名乗車。恵二君がどうしても案内したかった獅子ケ原湿原。奇形のブナ林、伏流水が育てた鳥海マリモが美しい。象潟市街からわずか13キロのところに、こんな秘境があるなんて。鳥海は凄い。PRすると荒らされるから内緒にしておこう。
 16時秋田市着。ホテルで温泉に入った後、恵二君の案内で駅前の大衆居酒屋「からす森」へ。酒もうまいが、オカズの新鮮で旨い事。9時10分、深夜バスに乗って東京へ。(写真は元滝と、奇形ブナ「あがりこ大王」をバックに左から、小松、尾崎、小生)