2023年12月30日土曜日

年の瀬(忘年会、グランドゴルフ、小津安二郎)

2023年12月後半はこうだった。
20日(水)、17:30~兄弟会・忘年会。つくばに住む妹がホテルの和室をセッティングしてくれた。来年は母の一回忌に合わせ、やはり昨年亡くなった姉のお墓のお参りをすることにした。
23日(土)、17:00~NPO法人・龍ヶ崎ゲヴァントハウス・忘年会。クラシック音楽ファン15名が参加。関西からかけつけた会員も。終わったのは21:00。後で参加した会員の方からメールが届いた。「畠山さん昭和17年生まれだそうですね。私の父も同じ年生まれです」。年代が違っても話がはずむのが「趣味の会」の醍醐味である。そういえば私はこの会の最長老。開催場所は徒歩20分の華屋与兵衛・牛久店だった。
25日(水)、27日(金)8:30~グランドゴルフ。32名の老々男女が集い、霜の降りたグランドで球を打つ。グランドゴルフは実力60%、運が40%。誰が勝かわからない。それが面白い。
25日(水)~28日(金)テレビをつけても、大谷君とバラティ番組のオンパレード。
録画しておいた小津安二郎の映画を観る。「東京物語」「お早う」「秋刀魚の味」。どれも、どこの家庭でもありそうな平凡な物語。それを芸術作品まで仕上げる手腕は非凡である。三作品とも笠智衆(1904~1993)がでてくる。彼は後年、山田洋次監督の「男はつらいよ」の御前様を演じた。小津、山田の作品は何度観てもあきない。私の老後の楽しみである。


2023年12月18日月曜日

座談会「巨匠・外山雄三の最後の軌跡」に参加

 

指揮と作曲の二刀流で、日本の音楽界に大きな功績を残した外山雄三先生が7月11日、亡くなった92才だった。私は晩年、大阪交響楽団を指揮した先生の演奏のCD化をレコード会社に提案し実現した。12月18日発売された「ステレオ時代」neo3号の誌上にCD化関係者の座談会が掲載された。
参加者は元・大阪交響楽団楽団長、二宮光由さん、CD化ディレクター、乙黒正昭さん、キングインターナショナル・企画営業部長、大川健さん。小生、畠山も末席をケガした。(写真)

 10月30日、「外山雄三さん お別れの会」がサントリーホールブルーローズで開催された。「何で音楽にのめりこまん、この言葉は今でも私の心の中で強く響き渡っています。
世界の中の趨勢に迎合しない姿勢、強靭な心、嘘、詭弁、偽善といった人間の堕落した生き方にあらがう。先生の背中を見つめていると、その偉大な生き方は私の心に深くつきささります。現在、人類の愚行の繰り返しの日々、激しさを増しています。私たち音楽家もただなすすべもなく、飲み込まれているようにしか思えません。世界は一体どこへ行くのでょうか。平和を切望されていた先生にはどう見えていらっしゃるのでしょうか」弟子の指揮者・広上淳一の追悼の言葉は30分以上も続いたという。(産経新聞より転載)

2023年12月14日木曜日

秋葉原で忘年会(話題はウラ金、ⅬGBT)

 12月も早半ば、今月は毎週、忘年会がある。
5日(火)、第1回の忘年会が秋葉原であった。会社OB6人による忘年会。幹事は小生。開催時刻は昼。場所は現役の頃通った和風の居酒屋「赤津加」。
メンバーは6名なのだが、1名は出欠の連絡なし、もう一名は急用ができたというので、直欠。残った4名の内、1名は89才で目の不自由なHさんである。固いところ3名かと思っていたら、なんとHさんが現れた。これには感動した。Hさんは奥さんが亡くなられて一人暮らしなので忘年会を楽しみにされていたようだ。五体満足でも秋葉原で店に辿りつくのは至難である。Hさんの顔は真っ赤で、汗だくだった。Hさんに「テレビも新聞もご覧になれない生活での楽しみはなんですか」と聞いたところ、「ラジオを聴くことだという」。なるほど、その手があったか。自分の老後の参考になった。帰り肩に手を添えて、電車のホームまでHさんをお送りした。
12日(火)はパソコンクラブの忘年会だった。場所は秋葉原の「銀座ライオン」。駅を出て振り向くとビルの壁一面に「少女の絵」。(写真)現役の頃、電気街だった秋葉原はアニメ・マンガ・ゲーム、そしてメードカフェの街なのである。
忘年会の話題は政治の裏金問題。私も個人的に裏金を蓄えているが、これは孫のためだったり、旅行の資金だったり・・・。政治家も私利私欲でなければ、堂々と裏金づくりの背景を語れば良い。もう一つの話題はⅬ=レスビアン(女性同性愛者)、G=ゲイ(男性同性愛者)、B=バイセクシュアル(両性愛者)、T=トランスジェンダー。日本でもⅬGBT容認論があるが、LGBT先進国北欧の女性刑務所で女性が数人妊娠してあわてているという。
この問題、島国育ち昭和生まれの私はついていけない。

2023年12月8日金曜日

続 窓ぎわのトットちゃん/戦争の悲惨さ伝える

 

家内の本棚をみたら、ベストセラーの「続 窓ぎわのトットちゃん」がある。
優しい文章で読みやすい。
しかし、その内容はドラマチックである。
トットちゃんこと、黒柳徹子は1933年生まれ90才。東京・乃木坂生まれのお嬢様である。
父はバイオリニストで新交響楽団(現・NHK交響楽団)のコンサートマスター、父の演奏する「第9」でコーラスを歌っていたのが母だった。
絵に描いたようなトットちゃんの生活環境は戦争で一変する。父は招集され、一家は青森の八戸に疎開する。疎開列車は寿司詰め状態。トイレも人で溢れており、トットちゃんは列車の窓を開けてオシッコをした。疎開先で母は一家を養うため、食堂を開いたり、行商もやった。
学校を卒業してNHKの劇団に入る。ラジオドラマ「ヤン坊ニン坊トン坊」の成功で、仕事が増え、昭和33年の紅白歌合戦で司会を務める。この時25才。同番組最年少の司会者だった。以降、目が回る忙しさで、ベットに入るのは3時間あればいい方だった。
極度の疲労に襲われたが、休むわけにいかない。病院の先生に「死ぬまで病気にならない方法」を尋ねる。先生は「自分の好きな仕事だけやって生きていくことです」と答えた。(当時はまだストレスという言葉がなかった)
トットちゃんは「男はつらいよ」の渥美 清から「なんだ、このアマ」「ああ、ヤダヤダ。この手の女は本当にいやだねえ」と言われた。しかし、いつの間にか「お嬢さん」「お兄さん」と呼び合う仲になった。
「徹子の部屋」は今年で48年目を迎えた。淡谷のり子さんが慰問の航空基地の話をした。ブルースを歌っている途中、一人の若者が席を立ち、敬礼をして(戦地へ)出て行った。涙がでて歌えなくなったという。

読後、感じたのは戦争の悲惨さだった。


2023年12月3日日曜日

グランドゴルフ、不倫のオペラ、外山雄三、本の監修佳境

遂に2023年も12月、年末を迎えた。                                                                  
1日(月)8:30~グランドゴルフ練習。2つのホールインワンがでてスコア71。71は試合の時3位まで入る可能性のある好スコア。打つ時に右足に重心をかけたのが良かった。球が真っすぐ飛んだ。練習の帰り、公園を通ると子供達の声、思わずカメラを向ける。(写真)。やはり子供はかわいい。年をとると、その思いは深くなる。

 帰宅してからワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」第3幕(終幕)を観る。不倫を題材にした情念のオペラである。(写真)「2人は死んでも2人の愛は永遠に残る。生きるために死ぬ」全編4時間の大作。1日1幕。3日がかりで見終わった。
午後、依頼された本の監修作業、宗教がからんだ、場違いのテーマ。資料を読みながら、いかに読者にわかりやすく伝えるか。これはブログ書きで鍛えた腕の見せ場である。完成は来年の2月頃かな。
2日(火)パソコンを開くと、「ステレオ時代」編集長からメールが入っている。「”巨匠・外山雄三の最後の軌跡”校正刷りできました。5日まで返却して下さい」とある。7月亡くなった外山を偲ぶ座談会である。関係者3人による白熱の座談会。読んで感動した。音楽ファンへの私と編集長からの贈り物である。月末の発売が楽しみである。
午後、「龍ヶ崎ゲヴァントハウス」の例会。中川さん秘蔵のエアチェツクCDによるコンサートである。(入場無料)今年亡くなった演奏家特集。日本民謡(宮城県・ひえつき節)を題材にした外山雄三の自作自演が身に沁みた。ロシア生まれの指揮者テミルカーノフの粗暴とも思える豪快な演奏に驚いた。ロシア人の情念の籠ったパワーは恐ろしい。会場の募金箱に3千円。感動したゲストの志だった。