2016年7月28日木曜日

わが畠山家32代当主

今朝(26日、7時頃)実家(秋田)の兄、洋三から電話があった。
 なにかと思ったら、読売新聞・秋田版の取材があって、その記事が掲載されたという。新聞の企画は「子吉川の四季」というシリーズもので、秋田県の南部を流れる子吉川(鳥海山を水源とし、日本海の由利本荘市に流れる)近辺の風物・文化を訪ねるというものである。
 私の実家は本荘市から約4キロ内陸に入った農村地帯。鮎瀬部落といい、近くを子吉川の支流である石沢川が流れる。畠山家は関東の武士、畠山重忠一族の流れを汲むと言われている地主。祖父は本荘市と合併になる前の石沢村の村長をしていた。兄、洋三は、私より一才年上、地主の長男として大事に育てられ、東京農業短大卒業の後、家を継いだ。今回の取材は余程嬉しかったとみえ、次男の私に電話をしてきたのである。早速、新聞をFAXしてもらった。
 新聞には実家で太鼓を叩く、兄の写真が掲載されている。(上)以下、記事の一部である。
 「境内の石段を下りて鮎瀬の集落へ向かう。石沢川のせせらぎが聞こえる一角に八幡神社があった。畠山さんが別当を務める畠山家先祖伝来の守り神だった。家系図を見せてくれた。開祖はあの畠山重忠とある。義経率いる鵯越(ひよどりごえ)の逆落としで、馬を背負って崖を下り、”坂東武士の鑑(かがみ)”とたたえられた知勇兼備の将だ。北条氏に討たれた後、一族の末流が落ち延びた先が鮎瀬だった。32代当主には心残りがある。郷土芸能・鮎瀬番楽の復活が果たせないでいることだ。”子供の頃に聞いた独特の節回しや拍子が忘れられない”。今も折に触れては太鼓を叩く。ばちさばきを見せてもらった。ドン、ドン、ドドン。腹に響く重低音が座敷から外へ飛び出し、石沢川の水面を駆け抜ける。ふるさとの来し方を見つめ、行く末を励ます、温かくも頼もしい太鼓の響きだった。」

2016年7月27日水曜日

百花繚乱の日々


7月22日(金)高校時代の恩師、高橋彰三郎先生から本をいただいた。吉川幸次郎著「西東聞記」(写真上右)マーラーの「大地の歌」の事が書いてある。久しぶりに「大地の歌」を聴く。その素晴らしさに仰天。大地の讃歌であるとともに、辞世の歌である。マーラーは音楽によって詩に込められた諦観を永遠のものにした。
 7月23日(土)土浦市に住む髙山了さんのエッセー「半了のささやき」(写真右下)を、1966年、カラヤン・ベルリンフィルが指揮したブルックナー、交響曲第9番を聴きながら読む。好きな音楽を聴きながら、本を読むのは至福の時間である。良識に溢れた、このエッセー、乱暴な言動が続くアメリカ大統領候補トランプにも読ませたい。
 7月23日(土)大相撲名古屋場所、牛久出身の稀勢の里が白鵬を土俵際で捨て身の打っちゃり(写真上)。13勝2敗2場所、名古屋は12勝3敗。3場所続けての準優勝は立派。後援会の一員として満足。
 7月24日(日)家内の誕生月を祝って、牛久市民ホールで行われた「由紀さおり、安田祥子ファミリーコンサート」(写真下)にでかける。このコンビのコンサート、30周年だそうである。また同コンビの牛久講演は今回で8回目だという。同コンビが唄う日本の歌の数々は本当に美しい。終演後、ロビーで来場者を見送るファンサービスにも感心した。
 7月26日(火)小生が住む牛久市刈谷地区ベテランズクラブ(老人会)の日帰りバス旅行。8時、出発と同時に会長から冷たいコップ酒のプレゼント。五臓六腑に沁みわたる。メインは江戸東京博物館(写真上、中央)、帰途キリンビール取手工場へ寄る。できたてのプレミアムビール、これも美味しかったなあ・・・。
 百花繚乱の一週間でした。

2016年7月23日土曜日

車検見積、25万円でボケ覚醒

 
先月、10年以上お世話になっている、販売店から車検の見積もりをいただいた。その金額が25万円。10万円代と予想していたので、「これはなんだ!」と思った。(中古車買えるじゃない)
 小生の乗っている車は初年度登録が平成13年、もう15年も乗車している。(写真)10年くらい前は毎月やっていたゴルフも半減。その影響もあって、年8千キロくらい乗っていた走行距離が最近は5千キロになっている。年5千キロしか乗らない車の車検代に25万も払うのか?友人に聞いたり、調べた結果、車検について以下のような事がわかってきた。
 
 ①販売店でやる場合、マニュアル通りなので一般的に割高
 ②車検専門店は車検を重点に作業するので①より安い
 ③ガソリンスタンドでやる車検。従業員が少ないので、その分、従業員の負担は思いが、見積りは安くなる
 ④業者に頼まないで、自分でやる。知識が必要だが一番安くできる
 
 今回は③に車を持ちこんだら、いきなり車をジャッキで上げ、「ここは直さないと車検通リません」「2年乗るのですからこの部品は取り替えて下さい」という事で見積もりは15万。作業員の対応が気にいってここに頼むことにした。

販売店から高額な見積もりがでた為、私のボケも覚醒し、車に対する知識も増えた。今の車は今回の車検で終了とし、その後は軽の中古車に変えるかもしれない。2年もすればゴルフの回数はもっと減り、中型車でなくてもよくなるだろう。体調によっては車そのものから卒業するかもしれない。

2016年7月15日金曜日

TDK独身寮時代の仲間

(左から柏倉さん、平田さん、栗林さん)

13日(水)東京へ出かけた。
主目的は夕方6時~のTDK独身寮時代の仲間との飲み会である。
牛久から東京までは約50分。電車賃、片道970円ということで、主目的に合わせてスケジュールは満載となる。

10:30 銀座で元・広告代理店Nさんと面会。現役の頃、小生、FM東京で放送されたクラシック音楽番組「TDKオリジナルコンサート」担当。その時お世話になった。Nさんは81才だが現役。現場で地道に働く各社の社員との付き合いを大切にする。今も若手社員に慕われ、仕事が途切れないという。
13:30 田町に行き、TDK広報部長と面会。定年後、13年も経つのに現役の方にお会いできるのは嬉しい。TDK誕生の地ともいえる秋田県に「TDK歴史みらい館」がある。そのリニューアルの仕事で忙しいとのことだった。
14:30 銀座に戻り、映画「ペレ、伝説の誕生」観る。息つく暇もない面白さだった。
18:00 独身寮時代の仲間との飲み会「教養クラブ」。会場は「TDK柳橋クラブ」。浅草橋駅から徒歩10分。クラブは鉄筋6階建てだが、料亭風の和食レストランがある。定年後も使えるのは誠に有難い。メンバーは柏倉、平田、栗林、私の4名。50年に及ぶお付き合いである。柏倉さんはTDKの後、建設関連の会社へ転進、平田さんはコンピュータメーカーへ転進、栗林さんはTDK関連の会社の社長になる・・・。いろいろあったが、4人の飲み会「教養クラブ」は続いているのである。
   

2016年7月12日火曜日

バイトは牛久シャトーの清掃

 
   (牛久シャトー<重要文化財>正面。この奥に森に囲まれたミュージアム、レストランがある)
 
 74才。私の今の生きがいの一つは週2回の牛久シャトーの掃除である。シャトーの掃除といっても庭木の剪定からレストランのトイレの掃除までいろいろ・・・。私の担当はミュージアムとレストラン(オエノン、キャノン)の床とトイレの掃除。時間は8時~10時or11時。2時間の時は一人、3時間の時はおばさんと2人。

 なんで掃除のバイトと、思われるかもしれないが、この時間が今の私にとっては宝物である。

 牛久シャトーは牛久駅から徒歩10分、わが家からは自転車で15分。シャトーというように、広い庭にレンガ造りの建物が数棟建っている。7時30分わが家を出て、8時前にシャトーに着く。そこは別世界である。森に囲まれたお城なのである。社員の方々が出勤前の8時~掃除をはじめる。おばさんと一緒の時は、掃除の手ほどきを受ける。
 74才の私にとって、朝2時間~3時間の掃除は、運動としても最適。おばさんとの世間話からは思いがけない世界が広がる。そのような充実した時間を送った他に、月1万5千円ほどのバイト料をいただく・・・。本当にありがとう。

 この牛久シャトー、合同酒精を母体とする「オエノンホールディングス株式会社」の王宮である。同社は一部上場企業であり、社員のみなさんも品格に溢れている。お酒は文化・芸術作品だという印象を受ける。

 

2016年7月7日木曜日

七夕、朝から飲み、唄い・・・。

 
(刈谷自治会館前の花壇)
 
 今日(7月7日)はベテランズクラブ(老人クラブ)の定例会(毎週火曜日)である。今月は小生住まいの5丁目の当番である。当番って何するの?、要は早目にでて、会場の準備をし、会が終わったら後始末をする。
 会は9:30~であるが、9時には200mほど離れた刈谷自治会館に行き、雨戸を開け、40人分のテーブルを並べ、座布団を敷く。さらに女性陣が準備したお湯とお茶をテーブルに並べる。9:30ラジオ体操が始まる。体操が終わると,お茶菓子をいただきながら会員の方々と懇談。
 一段落すると開会。酒井会長の連絡事項。「今日は特別ありません」との事。隣家の柳田さんが手を上げ、「今日はカラオケがあります。飲み物もあります。ご都合のよろしい方はどうぞ別室へ」と発言。小生カラオケは現役の頃は付き合いで止むなく歌ったが、定年後はほとんど歌った事がない。孫達がきた時、合唱したくらいである。ただ、燐家の柳田さんのお誘いである、「たまには覗いてみようか」という気になった。
 カラオケの部屋に行くと、なんとテーブルにビールと日本酒の一升瓶が並んでいる。「これはたまらん」。時々、株の情報交換をする君嶋さんの隣に座り、缶ビールを空ける。幹事の柳田さんに「会費は?」と聞くと、「カラオケ部として会費をいただいてますので遠慮なく」との事。こういう事態になると、柳田さんへの儀礼上、歌わざるを得ない。歌詞カードをめくると東海林太郎の名前が目に入った。「それでは郷里の出身であります東海林太郎の”赤城の小守歌”を歌います」しどろもどろに歌い終わる。
 会長から「東海林太郎は秋田の出身なの?」「はい」。自宅に帰ってパソコンで調べると、”東海林太郎、秋田市出身”とある。良かったよかった。東海林太郎は紅白歌合戦に7回出場し、レコード大賞も受賞している。
 今日は7月7日、七夕。朝から飲み、唄い、愉快な日だった。これで株が高かったらなあ・・・。安倍さん、頼みますよ!
 

2016年7月1日金曜日

世界を震撼させる大英国の離脱

<オランダのコンセルトヘボウ(左上)、カラヤンが率いたベルリン・フィル(右上)、ワルツで有名なウィーン・フィル(下左)第一次大戦の頃、イギリスは世界の大陸を制服した。(下右)>
 第一次世界大戦(1935・大正3年~1918・大正7年)の頃、イギリスは世界の大陸のほとんどに植民地を所有し、世界史上最大の面積を有する、まさに大英帝国だったという。今回のEU離脱の国民投票の結果には「夢よもう一度」というイギリス国民の願望が込められているように思う。
 イギリスは第一次世界大戦終結後、ドイツ、アメリカの追い上げに会い、第二世界大戦ではアメリカ、ソビエト連邦が超大国となり、イギリスは超大国の地位から陥落する。

 私は歴史に詳しくないので、クラシック音楽の世界から現在のイギリス国を展望してみた。数年前、イギリスのグラモフォン誌が「世界トップオーケストラのランキング」を発表した。そのランキングは次の通りである。1位ロイヤルコンセルトヘボウ(オランダ)2位ベルリン・フィル(ドイツ)3位ウィーン・フィル(オーストリア)4位ロンドン交響楽団(イギリス)5位シカゴ交響楽団(米国)・・・。
イギリスの音楽誌のランキングにもかかわらず、ロンドン交響楽団は4位なのである。
 さらに興味深いのは好楽家のロンドン交響楽団評である。「あらゆる国のあらゆる作曲家のあらゆる曲を器用にこなす」。小生のランキングされたオーケストラについての感想を付加すると、オランダ、ドイツ、オーストリア、アメリカのオーケストラはそれぞれ独自性を有するのだが、イギリスのオーケストラは器用ではあるが、他のオケのような個性が無い。
 今回のイギリスのEU離脱騒動を見て、離脱はしてみたものの、「何をすべきか」についてイギリスは展望を持っていないように思うのである。

 それにしてもイギリスEU離脱の衝撃は大きい。全世界に悪影響を与えている。株価が暴落すると我が国の年金制度にも影響を与えるという。他人事ではない。大英帝国のプライドが保たれるような形での収束を祈る。