2018年9月27日木曜日

老人会、落鮎の旅を満喫


今年も私が所属する刈谷ベテランズクラブ(老人会で~ス)の日帰りバス研修「鮎研究会」が行われた。実施日の19日は雲一つない秋晴れ。
 キンキンに冷やした缶ビールをカバンにしのばせて集合場所へ。バスに乗ると車内は44名の老々男女で満席。8時定刻、バスは刈谷を出発。つくば牛久インターから高速に乗る。缶ビールのフタを開け、グィッとやる。酒飲みにとっ
て、朝酒は格別。こんな時でないと朝酒は飲めない。(朝酒が飲めるのは元気な証拠だと思う・・・)
 車中では参加者の自己紹介が続く。ほとんどの参加者が現役時代、東京へ通勤した企業戦士と、その妻たち。11時、観光やな「ひのきや」(那珂川沿い)に到着。食事処のいろりには既に炭火を串刺しの鮎が囲む。私が座った席は尊敬する酒井会長の隣。
会長81歳。どうぞ!と冷たいビールを注ぐ。次いで、日本酒をさしつさされつ・・・。この酒、刈谷の市会議員、杉森さんが持ち込んだ「獺祭」。
 ところで、落鮎とは産卵のために川を下ってきた鮎である。鮎に感謝しながら、串焼き、揚げもの、活き造りをいただく。
 帰りのバスは通例だと「カラオケ大会」になるのだが、今回は違った。つくばみらい市出身の森田さんが、つくば周辺の歴史を語る。そして同市にある古民家に立ち寄る。築150年になるという松本家である。茅葺の母屋が素晴らしい。もちろん庭も。松本家、映画やドラマの撮影場所にしばしば利用されるという。
 そういえば、NHKの大河ドラマ「西郷どん」を見たら、協力・つくばみらい市とあった。松本家が使用されたのかもしれない。
 今回の旅、参加料¥3,000。何も生産しない、年寄りがこんないい思いをしていいのかな?と思うことが多いこの頃である。

2018年9月25日火曜日

「メル友からのアメリカ便り」を見て

9月17日のブログ「メル友からのアメリカ便り」を見た内野森一さんからメールをいただいた。内野さんは現役時代の仕事仲間。名コピーライターである。

クリーブランドを読ませていただきました。
クリーブランド管弦楽団のセベランスホール(題材に)で、広告(コピー)を書きました。取材に行った時に監督室でロリン・マゼール(指揮者)と会いました。

ビック5と呼ばれるオーケストラがある町には必ず立派な美術館がありました。
NYにはご存知のメトロポリタン美術館やMOMA(近代美術館)、ボストンには岡倉天心が東洋部長になって集めた、日本にあれば国宝級のコレクションで有名なボストン美術館、シカゴにはオーケストラホールの斜め前にあるシカゴ美術館、フィラデルフィアには奈良の寺を移築した部屋があるフィラデルフィア美術館、そしてクリーブランド美術館です。
すべてが米国の財力を示す第一級の美術館です。

北東部に良いオーケストラが集中しているのは、そこからアメリカ合衆国の歴史が始まったからではないでしょうか。私は米国の歴史を勉強したことはありませんが、独立戦争が始まったのはボストンだったような・・・ボストンの街にはその戦いの跡をたどるコースがあったと思います。米国の北東部はニューイングランドと呼ばれておりますし、独立宣言はフィラデルフィアだったと思います。

内野さんは写真家の木之下晃さん(1936~2015、2006年紺綬褒章受章)とアメリカの音楽文化について取材旅行を行っている。その成果が1987年、新潮社から出版された「アメリカ音楽地図」(写真)である。

2018年9月17日月曜日

メル友からのアメリカ便り(最終回)

 メル友(クリーブランド管・ヴァイオリン奏者、白上冴さんのお母様)からのアメリカ便りも最終回である。

〇クリーブランド滞在もあと一週間で終わります。今回4年ぶりに参りましたが、日本を離れてみて、改めて日本の良さを再確認できました。今夜は娘と二人で、ニューヨークから来た友人を娘のアパートに迎え、手巻き寿司でおもてなしをいたします。(9/10)


ところで、クリーブランド管弦楽団はアメリカのビック5と呼ばれる名オーケストラである。アメリカには実働オーケストラが1,500以上(カナダを含める)あるが、ビック5(シカゴ、クリーブランド、ニューヨーク、ボストン、フィラデルフィア)は北東部に集中している。(写真・上 "木之下晃「アメリカ音楽地図」転用″)これはこの地域がヨーロッパに近いことが影響しているのであろうか?
ビック5の都市の中でクリーブランドは200万と一番人口が少ない。しかし、同市にはオーケストラの他に著名な美術館があり、雪舟や狩野永徳など日本の美術コレクションも展示されているという。

 これからも時間があればクリーブランドをチェックしてみたい。そのためにも白上冴さんのブログ、クーリープラント便り(https://ukkiella.wordpress.com/)は興味深い。コンサートの話題から食べものの話題まで楽しい。日本でオーケストラ演奏付の映画上映が話題になっているが、先駆けはアメリカのようである。今年の野外コンサートは、映画「スター・ウォーズ」第1作目の「新たな希望」でフィナーレを飾ったという。巨大スクリーンの前でフルオーケストラが映画の音楽をナマ演奏する。迫力満点だったという。会場には多くの観衆がつめかけた。(写真・中)

2018年9月12日水曜日

101才・母を囲む兄弟会(なかなかお迎えが・・・)

 
 9日(日)、ケーナ生演奏付き屋形船の宴会終了後帰宅。大相撲初日を見ながら夕食。(稀勢の里、勝ってホッとする)7時床に着く。眼が覚める。時計を見ると10時30分。ヨーシ、出発しよう。(予定では10日、2時だった)
 
10日(月)、午後5:30~秋田・由利本荘市・安楽温泉で101才の母を囲む「畠山家兄弟会」がある。今回の秋田行に関し、次の3点を実施しようと計画した。
 ①兄弟会をビデオで撮る。(物置を捜したところ、20年前に買ったビデオがでてきた。作動するかどうか事前チェック)
 ②往復高速を使わない。(片道550キロの秋田行を一般道路で行くのは年齢的にも今が限界。挑戦してみよう)
 ③実家にあるLPレコード200枚を引き取る。(実家ではLPレコードを聴く人がいないので、引き取って、東京にいるLPファンの友人に移管する)
 真夜中の国道4号線はさすがに空いていた。出発の
時はTシャツだったが、那須に到着すると寒い。長袖のシャツを重ねる。一般道路でもコンビニが深夜営業しているので、トイレ休憩も不自由なし。福島から13号線で米沢に抜け、山形、新庄と北上。13号線は信号も少なく、高速並みの快適さ。山形、秋田の県境で夜が明ける。山に囲まれた道路を走るのは実に爽快。(写真・下)
 9時30分、実家に着く。玄関の方を見ると、101才の母が庭の掃除をしているではないか!。母には30数名の曾孫がいるが、全員の名前を憶えている。要介護1とのこと。
 兄弟会での母の一言。「なかなかお迎えがこなくて・・・。おじいさん、そろそろお願いします」。(写真・上。今年101才になる曾孫と大正琴を弾く母)

2018年9月9日日曜日

ケーナの生演奏付、屋形船


 水害、地震に会われた方々には申し訳けないが、今日は贅沢な一時だった。
9時、土浦駅集合。そこからボーリング場のバスで、ボーリング場に直行。数十年ぶりにボーリングに興じる。例によってパワー不足の私は女性よりも球に力がない。しかし、ストライクは2回続けて達成。2ゲームやって156。ガーター2回。やってみると中々面白い。
 その後、山本五十六、ツェッペリンのリンドバーク、アン夫妻も訪れた、料亭「霞月楼」を訪れ、同料亭内を見学。
 
タクシーで土浦港に向かう。ここで、なんと、「霞月楼」が仕立てた屋形船に乗る。土浦の隣町ともいえる牛久にいながら、土浦港から屋形船がでてるなど、知らなかった。
 屋形船に乗ると、美しいお嬢さまがお飲み物はなににしまようか?ときた。「生ビール!」間もなくしてケーナ奏者の渡辺大輔さん(写真)、ピアノ奏者の根本マリアさんの演奏がはじまる。素朴なケーナの旋律に耳を傾けながら喉を潤し、霞ゲ浦
の水面を眺める。
 こんな贅沢があろうか?
 
 この宴席を企画したのは土浦在住の高山了さん。高山さんは富士写真フィルムOB。同社在社中、カセットテープの商品企画を担当された。小生はTDKでカセットの商品企画をやっていたので、ライバル同士だった。今は信頼できる仲間である。高山さんは卒業後、自転車でシルクロードを横断するなど活躍されている。今日の会には高山さんの仕事、ゴルフ、自転車の仲間16名が集合した。
 小生は明日、秋田に行くということで中座。奥様に土浦駅まで送っていただく。高山ご夫妻のますますのご健勝お祈りします。

2018年9月6日木曜日

人生100年時代の推奨銘柄

私は株式投資はほとんどやっていません。
なんとか食うに困らない生活ができそうだという見通しがあるからです。最近は旅行にも興味がなく、お金も体力もいらないブログ書きで自己満足しております。

ただ、ボケ防止のため、野村証券のセミナーに通っております。
セミナーでは日本(いや世界)のエリートアナリストが情報収集し、分析した世界の経済情勢、これをもとにした今後成長が期待される企業についての情報を知ることができます。

「Nomura21 Global」というリポートが毎月発行されます。このリポートには「人生100年時代の推奨銘柄」が掲載されております。9月号のリポートを見てビックリ!新規銘柄としてTDKが掲載されておりました。私はTDKの株は所有しておりませんが、TDK・OBとしては感無量です。同リポートに掲載されている電子部品メーカーは今まで村田製作所だけでした。TDKはやはりムリかなと思っていただけに感無量なのです。

5日のセミナーでは推奨銘柄の紹介の他に、米中の貿易摩擦がどうなるか?という解説もありました。中国が進める2010→2020の所得倍増計画、2021・共産党結党100周年、その先の一帯一路構想、そして2025年の中国製造計画。これは将来の先端技術で世界No,1になろうというビジョンだそうです。先端技術は軍事技術に転換できるため、経済といいながら、軍事競争でもあるそうで、トランプはなんとかこれを阻止しようとしているのではないか!という解説でした・・・。

2018年9月3日月曜日

銀座で母校タカノウ(鷹農)同窓会


ボクが高校時代、秋田には4つ農業系の高校があったと記憶している。
その中で次の三校が有名だった。タカノウ(鷹農・鷹巣農林)ダイノウ(大農・大曲農業)カナノウ(金農・金足農業)。タカノウはボクの母校。残念ながら2011年、近郊の2校と合併し、北鷹高校となった。
母校の名前は無くなったが同窓会は脈々と続いている。同窓
会の名称は母校の学校林、伊勢堂の杜に由来して「東京伊勢堂会」という。
 今年の東京伊勢堂会は2日の昼、「ライオン銀座クラシックホール」で行われた。木造のホールで銀座のど真ん中。ビルの6階とは思えないクラシックなホールである。(写真)
 秋田から出てきて首都圏で頑張った白髪頭の同窓生53名が参加した。会長は岩崎準志郎君。71才。東京へでてきて人生の辛
酸を舐め続けてきた苦労人である。現在もタクシーの運転手として都会の人間模様を肌で感じている。幹事長は元・入間市消防署長を務めた本橋芳美君。68才。副幹事長は介護士の斉藤拓治君。67才。
 
 東京伊勢堂会は岩崎会長の晴れ舞台。学生服を着た岩崎君がカナノウ野球チームのようにエビ反になって「フレー、フレー、タカノウ」と音頭をとる。校歌斉唱と続く。「翠緑萬古、伊勢堂の杜・・・」大合唱がホールになり響く。
  
 ビルからでると、歩行者天国。中央通りは人の波。外堀通り、ソニービル跡には水族館が設置されていた。マンボウが優雅に泳いでいた。(写真・下)