2009年12月11日金曜日

お宝SPレコードの再生


 3年前、現役のころお世話になった木村恭平さん(日本記録メディア工業会・常務理事、松戸市在住)からSPレコードをいただいた。

 ヴェルディ・アリア集で昭和初期から中期にかけて活躍した日本を代表するオペラ歌手が歌っている。藤原義江、大谷冽子、三宅春恵、川崎静子、柴田睦陸、齋田愛子といった錚々たるメンバーである。オーケストラの指揮はマンフレッド・グルリット。堀内敬三の解説もついている。

 しかし、小生の知り合いにSPレコードを再生する蓄音機をもっている方がいないため、宝の持ち腐れになっていた。

 先週、隣町である竜ヶ崎市の音楽同好会に参加したところ、近々、SPレコードのコンサートをやるので興味のある方は参加して欲しいという呼びかけがあった。渡りに舟とはこのことである。

 このコンサートを企画されたのは流山市の元職員でオーディオ機器蒐集家の豊嶋藤夫さん。コンサートで使用する蓄音機は1930頃アメリカのビクター社が制作したもので、針は鉄ではなくサボテンを使用するという。

 豊嶋さんの第1回SPレコードコンサートは明日、流山市の江戸川台で開催される。明日はムリとしても近々、木村さんからいただいたヴェルディ・アリア集が聴けそうである。

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