2009年12月20日日曜日

サヨ~ナラ銀座

       銀座並木通り。「たかしみず」「ピアノ」もここにあった。
           「また会う日まで」ママともお別れ

          銀座のバーの伝統を継承する亀島店長


 いつも高校の新年会でお世話になっている銀座のクラブ「たかしみず」に来年もよろしく、とメールを入れたところ、「大変申し訳けないが今年で閉店します」という返事が返ってきた。同クラブのマスターが今年急逝し、それにこの不況。なんとなくそんな予感がしていた。



 6月にはやはり並木通りにある、「ピアノ」が閉店した。ママがピアノを弾き、音大生がヴァイオリンなどを奏でる粋な店だった。



 一週間くらい前、緊急連絡ということで、先輩からメールが入った。19日「たかしみず」のサヨナラパーティを開催するという。同日は忘年会の予定が入っていたが、それをキャンセルして参加することにした。なにしろ、「たかしみず」には30年くらいお世話になっている。現役のころはお客様の接待に、リタイヤしてからは高校の新年会ということで、土曜日なのにお店を開けてもらった。4人目の孫のお宮参りの時は、嫁のご両親も伴って2次会の場所として提供してもらった。



 暮れの緊急の「さよなら会」にもかかわらず、20名ほどの常連客が集った。最後は「また会う日」までを合唱してのお開きになったが、「これで銀座へくることも無くなった」という寂寥感に襲われた。



 その後、銀座に別れがたく、バー「EVITA」に行く。ここではイケメンの亀島店長が頑張っている。彼の作るカクテルは格別。また、彼の洗練された接客態度にも魅了された。これこそ銀座である。



 銀座よ、「また会う日まで」・・・。



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