2024年8月29日木曜日

なに、牛久でオペラ「アイーダ」をやる?

8月は迷走を続ける台風10号で幕を閉じようとしている。
8月は株の大暴落ではじまった。株の利益を遊交費に充てている老人にはショック。まあ、生活が引き締まっていいか。と思っていた9日、音楽仲間の集い、龍ヶ崎ゲヴァントハウスのホーム頁を見たら「牛久のアイーダ」という案内に出会った。
 なに、わが町・牛久でヴェルディのオペラ「アイーダ」をやる?人口8万の町でオペラをやるの、信じられん。入場料は6千円だという。主催者は何を考えているのだろう?お客さん何人入るかな?良くて500名、300名くらは入るかな。6千円の臨時出費は大きいが、11日(日)2時、会場の牛久市の文化ホールにかけつけた。驚きました。駐車場が満杯。会場に入ると900席(1階)が埋まっている。和服を着たご婦人もおりオペラ気分が充満。
幕が上がると、字幕付きのセミステージ。歌手は日本の一流歌手ということで、朗々と美声が響わたる。有名な凱旋行進曲ではトランペットが咆哮し、40名の合唱団が唱和する。法悦の一時である。
このオペラ、主催は「一番星」、後援がつくば市、土浦市、牛久市の三市である。牛久のオペラといっても実質は茨城県南のオペラファンが支えており、固定客もいるようだ。
オペラといえばなんといってもカーテンコール。ソリスト、合唱団、アンサンブル、指揮者、演出者が何度も呼び出される。東京のコンサートホールにいるような気分を味わった。(写真・右)
ネットには「牛久のアイーダ、片道2時間40分かけて行って良かった!現在日本で望みうる最高のキャストだった。大感動~」という書き込みがあった。この公演を知らせてくれたゲヴァントハウスの加来さん、ありがとう。

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