2017年6月6日火曜日

プロコフィエフ作曲、オペラ「戦争と平和」

      (2000年、パリ・オペラ座で上演されたライヴ・DVD)
 
 今年の2月、元NHK音楽プロデューサー・NHK交響楽団演奏企画部長、竹森道夫さんにお目にかかった。目的は私が理事を務める竜ケ崎ゲヴァントハウスで講演をお願いするためである。心よく、講演を引き受けていただいた。(2月4日ブログ「想像を絶するNHK音楽放送プロデューサーの挑戦」参照)講演のテーマは「2つのプロコフィエフ 交響曲第6番ー戦争の悲惨さと平和への願いー」。
 プロコフィエフ(1891~1951)はロシアが生んだ作曲家である。私はほとんどプロコフィエフの作品を聴いてなかったので、予習も兼ねて、彼の作品をいくつか聴いた。その中で最も感銘を受けたのがオペラ「戦争と平和」である。
 1,500頁におよぶトルストイの原作をプロコフィエフは500頁に圧縮してオペラを書きあげた。私が観たのは2000年パリ・オペラ座で上演されたライヴ収録のDVD。戦争の場面ではパルチザン、兵士の合唱、ダンサー260名が舞台に登場するという大スぺクタル。指揮者ベルティー二はこのオペラの本質は合唱にあるという。「民衆の力を絵画のようにプロコフィエフは描いています。その旋律と和声は全ての人を虜にします」
 演出陣はいう、「トルストイ、プロコフィエフがいいたかったのは歴史は権力者の行為ではなく、ピエールなど、個人の行為の積み重ねなのです」と。
 
 竹森道夫さんは団塊世代。バブルの恩恵にあずかる一方、東側の崩壊をロシアやドイツで目の当たりにしているという。プロコフィエフの音楽を通じて、戦争の悲惨さと平和への願いをどう語られるか・・・。6月17日の講演が楽しみである。
 
 NPO法人 竜ケ崎ゲヴァントハウス http://www.bekkoame.ne.jp/~hippo/gewandhaus/index.html


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