2012年7月24日火曜日
介護保険料、19%アップ
市役所から「介護保険料のしおり」というパンフレットが送られてきた。
表紙を見ると、老人を囲む明るい家庭のイラストである。
70才を迎えた小生にも夢のある通知のようである。
しかし、右下に「平成24年度から介護保険料が変わりました」とある。
経済状況の厳しい昨今、値下げはありえないので、値上げの通知ではないかと思った。
パンフレットの中を見ると、新しい保険料が印刷されている。しかし、昨年までの保険料が記載されていないので、どれぐらいの値上げ(値下げ)なのかわからない。
一緒に小生自身への新保険料の通達が入っていた。
これを見るとかなり大幅のようだ。しかし、これにも何%アップなのか数値が書きこまれてないので、市役所へ問い合わせた。なんと19%のアップだという。
消費税にしても電気料金にしてもマスコミ、国民上げてその是非が議論されている昨今、19%大幅アップという具体的な記述のない、パンフレットによって一方的に通知されるとは・・・。市の姿勢を疑う。介護保険料は年金受給者の場合、その年金から引き落とされる。
このような大幅な値上げがまかり通ると、年金受給者の生活はますます逼迫し、健康的な生活が阻まれる。
市のホーム頁にアクセスし、介護保険事業の中身を見ると、こんな事業にも使われているのかというものもある。行政や関係者は「介護福祉事業」を「聖域視」し、この分野のチェックが甘くなっているのではないか。
税金頼みの介護福祉事業を見直し、介護保険料の値上げを抑える。その一方で老人に自立を要求する。それがこれからの行き方であり、その方が老人も活きいきとするのではないか。
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