2012年7月6日金曜日

飛騨高山と小説・氷壁(4/7)

7月2日、8時30分にホテル出発。2時間かけて、高山の朝市と名所を探訪する。
高山は元禄五年(1692年)幕府の直轄地「天領」になった。今でいうと「経済・文化特区」という位置づけになると思う。その象徴が高山祭である。この高山祭の時に町を練り歩く屋台が、屋台会館に展示されている。屋台を見ると、木工、塗り、彫刻、金具、人形など日本の伝統芸術の全てが結集されているという印象を受ける。ただただ圧倒され、言葉もでない。”美しい街並み(写真上)と屋台会館に展示されている屋台(写真下)”

ところで、「氷壁」の続き・・・。
 小坂乙彦遭難のニュースが報道されると、世間は「ナイロンザイルは切れたのか?」という話題で持ちきりとなる。ナイロンザイルは切れないと宣伝されていたため、ナイロンザイルを小坂が切ったのではないか?(自殺)または、魚津が自分が助かる為に切ったのではないか、という憶測も生まれる。そこで、実験をする事になるのだが、その実験を指揮したのが、小坂とただならぬ関係にあった美那子の夫、八代教之助だった。
 

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