2010年1月10日日曜日

SPレコードの妙なる響き


 昨日(9日)、つくば市で行なわれたSPコンサートに初めてでかけた。

会場は市街地から離れた田園地帯にある古民家。

 昔の農村地帯の瓦葺屋根の集落の1軒屋なので探すのが大変だった。

 野堀さんというお宅なのだが、別名「風土庵」ということで、日頃、喫茶店、レストランとしても開放しているようだ。

 SPコンサートは奇数月の第2土曜日午後3時から行なっているという。

 入場料はケーキと珈琲がついて1,300円。

 昨日は私を入れて30名。外人さんの顔も見えた。

 玄関に続くリビングに蓄音機が据えつけられ、リビングに続く二間が客席となっている。
 各間とも床暖房、電気ストーブなど、きめ細かい配慮がされている。
 私は開演時間に遅れたこともあり、蓄音機から一番離れた場所で聴いたが、木造の高い天上に反響して素晴らしい音がした。もちろん、音の帯域などはLPやCDの音に比較して劣るが、その場にヴァイオリンやピアノ奏者、歌手がいるようなリアル感がある。

 特にヴァイオリンなど、帯域は狭いが音の密度が高く、つややかでクリスタルな音がした。

 3時からはじまったコンサートは5時に終了。

 5時40分には帰宅。その後、6時から町内会の新年会に参加した。

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