2009年8月3日月曜日

遼、藍、ゴルフに酔う

(朝日新聞は一面でも遼の活躍を伝えた。)
(この時点で藍は単独トップだった。)

 昨日、北海道で行われた男子プロの決勝ラウンドは凄かった。終盤は17歳の石川遼に追いついた34歳のB・ジョーンズが余裕をもった戦いを続けた。最終ホール、ドライバーショットは2人ともバンカー。最初に打った遼のバンカーショットは気迫に満ちていた。195ヤード飛ばし、ピンそば2,5mに付ける。ジョーンズも負けてはいない。ピンそば3mにつける。ジョーンズがパットを外す。遼のパットもカップの近くで右に流れ外れたと思ったが、ボールはカップの内側に転がった。


 テレビを見ていて、本当に痺れた。緊張で体調がおかしくなるようだった。それにしても、遼の精神力は凄い。4日間トップでまわった。所先輩プロを差し置いてである。全英オープンでタイガーと一緒にプレーしたり、予選落ちした経験が今回生きたのだと思う。


 今日の早朝、全英女子オープンを見た。宮里藍が14番ホールまで単独トップだった。身長155センチ。外人プレーヤーと比較するとまるで子供である。しかし、彼女のプレーは精確である。ドライバー、アプローチ、パットとも安心してみていられる。前週はフランスで行なわれた全米女子オープンで初優勝した。小柄ながら風格さえある。だが、後半、彼女のドライバーショットに狂いが生じ、バンカーに入る。ここから、乱れが生じ、ボギー、ダブルボギーを叩いてしまう。


 しかし、3位の成績は全英オープンにおける彼女の順位としては最高位。しかも常勝の韓国勢よりも上位だったのは凄い。

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