2009年5月22日金曜日

手作り、町内文芸誌


 私の住んでいるところは牛久市刈谷町という。

刈谷町は1,700世帯、人口5千名。牛久市最大の行政区である。

 この町に「刈谷いしぶみの会」という文芸クラブがあり、一年に一回文芸誌を発行している。


 今年、主催者の鈴木さんから「文芸誌に特別寄稿してくれませんか。」との依頼があった。

会員の顔ぶれをみると、大先輩が名を連ねている。

 特別寄稿などとんでもないと思った。

 「会員として投稿します。」と即座に応えた。


 今年の文芸誌が早くも刊行の運びとなった。

 原稿の打ち込みはもちろん、編集、印刷、帳合まですべて会員で行った手作りの文集である。


 会員の中には「橋のない川」の作者である住井すえのお弟子さんや、今東光に作家にならないかといわれたという先輩もいる。平均年齢は80歳くらい。諸先輩の文章はさすがに含蓄が深い。

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