先日、車のキーに付けていたホルダーが壊れてしまった。取り付け金具が破損してしまったのだ。
新しいホルダーを買おうと思ったが、待てよ、どこかに未使用のものがあるかもしれない。
だいだいキーホルダーなどというものは、お土産や記念品としてもらうケースが多く、改めて購入するアイテムではない。
思い出した。そういえば、工野正樹さんからホールインワン記念にいただいたものがあるはずだ。
捜したら、床の間の棚に掛け軸などと一緒に保管されていた。保管場所からして、私としても貴重なものとして認識していた。
そういえば、この記念品は工野さん、入魂のものだった。
確か、彼が米国勤務のときに見つけたといっていた。
皮製のキーホルダーである。これにプレゼント者の名前が刻印されている。”HATAKEYAMA”とある。取り付け金具も実に立派である。
キーを取り付けてみると、素材が皮だけにジャラジャラしない。ポケットに入れても収まりがいい。
改めて素晴らしい記念品だと思った。
工野さんは現役時代、カセットテープビジネスのライバル会社のエースだった。
私はADカセットを企画し、工野さんはUDカセットを企画し、世界で覇を競った。
今でも”戦友”としてお付き合いいただいている。
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