昨年、12月3日、ブログに「末期ガンにかかった友人①」を掲載した。
昭和35年(1960)、高校を卒業して、一緒にTDK・平沢工場(秋田)に入社した今野隆君が、胃ガンにかかってしまった。ステージ4だという。来年の正月を迎えられるかどうか、不安がよぎる、とあった。
私は12月のブログに、入社当時の思い出等、4回掲載した。
年明け、同期入社の知人の訃報があり、今野君から「彼は優秀だった」とのメールをもらったので、今野君は快方に向かっていると思っていた。
昨日、今野君からメールが届いた。ホッとしながらメールを開いた。
発信者はご子息だった、
「父は残念ながら、4月24日(月)午前7時6分、亡くなりました。病気が判明してから7ヵ月、本人も頑張って闘病してまいりましたが病気に打ち勝つことはできませんでした。」「4月からは食事ものどを通らなくなり、衰弱していくのが目に見えておりましたが、お二人にメールを送りたいと4月13日にはパソコンに向かっておりました。きっと死期が近づいているのが分かり、最後のお礼を伝えたかったのだと思います。結局、これまでのようにメールを打つこも難しくなり、未送信のままでした」
今野君と最後に会ったのは2019年6月15日(土)である。恒例の「教養クラブ」(TDK独身寮時代の仲間)の例会だった。当日、集まったのは、柏倉先輩、今野君、栗林君、小生の4名だった。
13:30分発の”はとバス・東京湾クルーズ”。生憎の雨だったが、東京湾を眺めながらの生ビールは美味しかった。17:00~「がんこ上野本店」で夜の研修会。久しぶりにお世話になった諸先輩、同僚の棚卸で大盛り上がり。「今度は秋田で」と今野君。「へば、また」ということで解散。
その後、コロナ禍で「へば、また」を迎えるこができず、今野君の訃報となった。「へば、また」は天国で、ということになってしまった。(写真・手前から柏倉先輩、栗林君、今野君)
お疲れさまです!お互いにそれなりに忙しくて?中々接点が見出せません。何時も大変参考にして下ります!
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