(つくばにある妹の居宅から眺めた筑波山)
昨日(20日)、笠間市にある常陸国出雲大社を訪れた。同大社の春季大祭に参列するためだった。神奈川に住む弟と弟の縁者であるAさんも一緒だった。
11時春季大祭開始。境内に太鼓の音が鳴り響き、宮司、権宮司登場。紋章入りの衣装を着た宮司は普段着で会う宮司と違い、威厳が漂う。清め祓い、開扉、・・・巫女舞、国歌斉唱、宮司講和・・・と続く。日本の伝統文化を体現したひと時だった。
夕方6時~宮司の居宅があるつくばに移動し、料亭での食事会になった。宮司、権宮司(宮司の息子)、社長(小生の妹)、弟、Aさん、小生の6名がテーブルを囲む。ここでの宮司とAさんのバトルが楽しかった。宮司は神社経営の傍ら、ガラス工芸、樹木葬、ギャラリーと次々に新機軸を打ち出し、神社界の風雲児と呼ばれている。方やAさんは銀行員として、経営モラルの管理に携わってきた。Aさんは権宮司にくれぐれも宮司のような破天荒な経営をやらないよう注意を促す。こんな事を宮司の前で忠告した縁者ははじめてである。
ところで、Aさんの息子さんは外務省の官僚だという。「息子には庶民の気持ちを忘れないようにといつも忠告しております」。縁者に外務官僚がいるというのは、私としても嬉しい。また、Aさんのような謙虚な方の息子さんであれば国を任して安心である。日本人としての誇りを持って、日本のため、世界のために頑張って欲しい。
Aさんの話を聞いて、32年前、一介のサラリーマンである私と会って下さったイタリアの西田大使を思いだした。(写真)品格に溢れ、凛とした方だった。
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