2018年5月19日土曜日

感謝、感謝の掃除バイト

 
2015年から始めた牛久シャトーの掃除のバイト(牛久人材シルバーセンター)が今年で丸3年を迎える。週2回、8:00~10:00or11:00。
 掃除のある日はやはり緊張する。家内もそうである。7:30自転車で自宅から3キロ先のシャトーへ。シャトーには国の重要文化財である醸造施設が三棟ある。その他にミュージアムとレストラン2棟。敷地内には竹林、銀杏の森、ブドウ畑、桜の老木あり、別天地である。
掃除をする場所はミュージアム(写真)と、レストランのトイレ。おばさん(おばあさん)と一緒の時もある。3年もやっていると、おばあさんと世間話ができるようになる。「うちで作ったネギ持ってきたから。細いネギだから納豆に入れるとおいしいよ!」(写真・上)。「銀杏拾ったから持っていった方がいいよ。食べ方わかる?」「一人娘がいるんだけど、50近いんだけど嫁にいかなくてね」「10年前に主人が逝ってね・・・」
 最近は守衛さんとも仲良くなった。「あんたも一服やったら・・・」とタバコを勧められた。つい、50年ぶりにタバコを吸いそうになった。
 レストランに行くと、白衣を着た若い調理人たちが仕込みに入っている。「おはようございます」と声をかけると、「ご苦労さんです。お願いします」と返ってくる。その労いの言葉が嬉しい。
 体を使い、運動にもなるからと始めた掃除のバイトだが、職場では、サラリーマン時代には経験できなかった人間浴を経験することができる。次の掃除の日が待ち遠しい。


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