2017年7月23日日曜日

口で絵と文章を書く・・・「富弘美術館」

21日はベテランズクラブ(牛久市刈谷町・老人会)の日帰り研修旅行だった。テーマは「富弘美術館・わたらせ渓谷鉄道」。 参加者39名。
 8時、刈谷町出発。8:20つくば牛久インターから圏央道へ。東北道を経由して10:00関東自動車道、太田桐生インター流出。11:00群馬県みどり市にある「富弘美術館」に到着。
 星野富弘さん、1946年生まれ。(小生より4歳年下)1970年、群馬大学卒業。中学校の教諭になるが、クラブ活動の指導中、頸髄を損傷、手足の自由を失う。1972年、群馬大学病院入院中、口に筆を加えて文字や絵を書きはじめる。
 富弘美術館には星野さんの作品が6つの展示室に展示されている。どの作品にも草花が描かれ、素朴な言葉が添えられている。それは、不治の怪我にもかかわらず、「口で文字と絵を書けることができる」という、星野さんの喜びと感謝の気持ちの表現である。五体満足で平々凡々と暮らす私達に「生きる」意味を問いかける。
 絵葉書を今年100歳になる母に贈る事にした。(写真・上)

 母の手は 菊の花に 似ている
 固く握りしめ それでいて やわらかな
 母の手は 菊の花に 似ている

 
12:30 列車レストランで昼食。わたらせ渓谷鉄道で帰路に。(写真・左)18時、無事、刈谷到着。
 富弘美術館と、秘境・わたらせ渓谷の旅。感動!これも圏央道開通のお陰。茨城と群馬は近くなった。幹事の皆様、お世話になりました。

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