3日は私が住む、刈谷団地ベテランズクラブ(老人クラブ)の日帰り旅行だった。
喜ぶべきか、悲しむべきか、私もベテランズクラブのメンバーなのである。
8時、市のバスに乗車して、クラブ員45名出発。
目指すは栃木県烏山市にある、那珂川の渓流。ここで、天然アユを食しながら美味しいお酒をいただこうという趣向である。
前方の座席は先輩達にゆずり、若手の私は一番奥の後部座席に席をとった。
ところが、この席、わけありの座席だった。
常磐高速に乗ったところで、隣の席の先輩Hさんが魔法瓶をとり出してコップに液体を注ぎ美味しそうに飲みだす。その内、反対側窓側の座席の先輩Iさんが、「家の水」ですと、コップを差出す。Iさん宅の座敷には水が湧いているという。飲んでみると、キンキンに冷え、焼酎の味がする。これが美味しい。
先輩達と今話題の朝霞の公務員住宅の話などしている間にバスは那珂インターを降り、国道118号、293号線と走る。山道の後部座席は結構揺れる。
隣の座席の先輩が急に静かになった。話かけても応答がない。体が前かがみになり、「苦しい」と一言。丁度、バスは道の駅「みわ」に到着。車内は大騒ぎとなり、同乗していた市会議員の杉森さんが携帯で救急車を呼ぶ。アユ料理を楽しみにしていたHさんは残念ながら救急車で病院へ向う。
「みわ」を出発するとほどなく、天然あゆ料理で有名な「ひのきや」に到着。
関東の嵐山といわれるだけあって、那珂川とバックの山が美しい景観をなしている。
ただ、残念なことに、簗は台風で流され、アユを捕獲するところをみることはできなかった。しかし、炭火で焼くアユ料理は野趣豊かで、お酒の味も最高!
これで会費¥2,500。来年も参加したいものだ。幹事役の旅行部の先輩達に感謝!
それにしても、朝酒ができる元気な先輩が沢山いるのには驚いた。
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