2022年1月9日日曜日

”僥倖” ルイ・アームストロング

 元日、スマホのメッセージを検索した。
「ノーチラスライブ1月8日(土)PM6開始MC3000。小林創ピアノ、山本太郎クラリネットデュオ新春スペシャル開運招運ライブです。要予約」とある。

ジャズ喫茶「ノーチラス」は定員約12名。そんな空間でナマのジャズが聴けるのは贅沢である。すぐ予約。「承りました」店主から丁重な返信をいただいた。
年明け、オミクロンが急増殖。7日は大雪になった。それでも出掛けた。
6時丁度、小林さんと、山本さん登場。

「オミクロンの中、良くいらっしゃいました。中止にならなくて幸いでした。昨年なんか100本もキャンセルがあったんですから。今日も2件のキャンセル」
「お金の問題さえなければ、キャンセルは冬休みのようで、楽しいんだけど」(笑)
「小林さん朝ドラ(カムカムエヴリバデイ)担当したんだって」
「そう、去年、朝ドラ用に8曲弾き(録音)ましたよ」
「それではルイ・アームストロングの”日の当たる表通りで”いきましょう」
こんな調子で次々とルイ・アームストロングの名曲が登場。ナマのピアノとクラリネットの音は暖かい。プロの奏する音楽は素晴らしい。異次元の空間に引き込まれる。往年の奏者が”ナオコ”に溺れたという心境がなんとなく理解できる。

間に演奏された、今朝、山本さんが即興で作曲したという「自粛はイヤだ」も楽しかった。
店のカウンターにルイのチラシが貼ってある。さすがジャズ喫茶の名門である。コーヒーカップはいつものように素敵だし、コーヒーも美味しい。
人気度最下位の茨城だけど、クラシック愛好家の「ゲヴァントハウス」があったり、ノーチラスのような素敵なジャズ喫茶もある。
牛久に着いたら、駅前のイルミネーションが綺麗だった。


1 件のコメント:

  1. 今考えると中で止まっていたら今はこの世に居ない?もうぞっとする!何なとした運の強さ!生きてる今感謝しかない!

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