2022年1月24日月曜日

パーキンソン病の方の読後感



 「奇跡の一歩」の著者である三石未央さんに同書の読後感が寄せられた。未央さんの許可を得て読後感を掲載します。

「ありがとう!”奇跡の一歩”読ませてもらいました。!病院で会った時とても明るく可愛い子だなと思い出します。本を読んであの明るさの裏には大変な日々があったんだね!入院中は病院生活、いろいろな音、声、ナースコールなどのノイズにしか聞こえない脳には緊張の連続だったんだね。自宅に帰って脳がすごくリラックス出来たんだなきっと。でもでも本当によかった!よく頑張った。またコロナが落ち着いたら話を聞かせてください。
 ちょっと恥ずかしんだけど八月にスマホに切り替えたのでフェースブックに挑戦してみたけど失敗だらけで上手くいかんです。未央ちゃんの本を読んで自分がパーキンソン病だといわれた時やはりそうかと思い何故かよし!パーキンソン病はどんなものか見てやろうって自分が経験できることにウキウキしてました。12年前でした。今、足腰が痛く足が上らずパンツもズボンも立って履けなく転びます。夜中に怖い夢を見て40インチのテレビの液晶を叩き割った事が2回ありパーキンソン病はこんな事もするんだと感心しました。
 また、このメール打つのに45分もかかっております。認知もだんだん酷くなり友人の名前を思い出せない、今思った事がわからなくなり困ったり、動きが10分で終わる事が40分かかってしまう。そしてパーキンソン病はこうなるのかと思う自分がいる。もう1時間メールするのにかかってます。困ったことです。」

 今日から「奇跡の一歩」が書店に並ぶという。
 それ以前にネットで「売れ筋ランキング」が展開される。書店に本が並ぶ前に、どの本がどれくらい売れるか勝負がついているような気がする。書籍ビジネスの激しさを感じております。
 
 本を出版するという行為は出版社、書店に利益をもたらす。読者に感動を与える。著者自身にとっても人生の記録になる。

 国立国会図書館には著名人の他、無名の著者の本も永久保存される。パソコンを操作すれば無形のクラウドに会えるが、国立国会図書館に足を運べば有形のクラウドに会うことができる。先日同館に行ってみた。朝日、読売、毎日、地方紙の縮刷版があるのは認知していたが、電気業界の業界紙である電波新聞の縮刷版も保存されていた。1966年、小生が同業界で働きだした頃の新聞を見ることができ感動しました。


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