2021年11月15日月曜日

オリ、中嶋監督、奇跡の強攻(新庄監督とは違う人)

 
12日、プロ野球日本シリーズ進出をかけたパ・リーグの第3戦が、京セラドーム大阪で開催された。対戦したのはリーグ1位のオリックスと2位のロッテ。第1戦(1-0)、第2戦(2-0)ともオリックスが勝っており、第3戦で勝つか、引き分けでオリックスの日本シリーズ進出が決まる。
野球といえば、高校野球と大谷選手が出場するメジャーリーグしか興味のない私だが、今回はオリックスの中嶋監督が母校(秋田県立鷹巣農林)の後輩ということで注目している。
第3戦は第1,2戦で得点できなかったロッテが先制、8回3-2でロッテがリード。ロッテが勝てば流れが変わる可能性もある。
9回の表、オリックスの攻撃、これが凄かった。ロッテの投手は押さえの投手としてリーグを代表する益田。先頭バッターのTー岡田が益田の変化球を巧にすくい上げてヒット。ノーアウト1塁であり、犠打で得点圏にランナー送る場面。2番手、安達は初球をバントしたがファル、2球目、バットを振りぬいて左前打。3番手は今季わずか1安打、打率1

割にも満たない小田。ノーアウト1,2塁、さらに、小田の力を考えると、ここはバントしかない。が、中嶋監督は小田に声をかける。「思い切っていけ」。初球、小田はバントの構えから強攻に転じるバスター。打球は右翼線を破り、代走、山足が二塁から歓喜の生還。ナインは一斉にベンチから飛び出す。球場にはベートーヴェンの歓喜の音楽が流れる。
 
お立ち台に立った中嶋監督。後輩、中嶋監督はこいう顔をしているんだ、こういう話の仕方をするんだと思った。日本ハムの新庄新監督のような派手さはない。黙々とやるべきことをやる、余計なことはいわない。秋田の男である。菅総理と共通している。

 



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