今大会は205か国・地域と難民選手団から約1万1千人の選手が参加。史上最多の33競技339種目で力と技を競った。日本選手団は583人で獲得したメダルは金27個、銀14個、銅17個、計58個。夏冬を通じて最多のメダル数となった。国別の金メダルの順位は米国39,中国38,日本27,英国22,ROC(ロシア)20,豪州17の順番。金メダルの数でもアメリカと中国は拮抗している。2024年のパリ大会では野球、ソフトボール、空手が除外されるので、日本の金メダル数はなかり減るものと思われる。
参加した多くのアスリートが口にしたのは、コロナ禍という困難な環境の中で大会を実施した日本、および大会関係者に対する感謝の言葉だった。アスリート達がこれほどオリンピックに期待を寄せていたのは意外だった。日本のマスコミではオリンピックの開催に否定的な選手や関係者の声が多く取り上げられた半面、オリンピックに期待を寄せる選手や関係者の声はあまり取り上げられなかったと思う。
菅総理は「中止するのは一番簡単です。困難な中でどうやって開催するかです」と語っていた。大会が無事開催されたことで、日本は責任を果たし、世界の信頼を勝ち得たと思う。
テロが無かったこと、大きな自然災害(地震、台風)に遭遇しなかったことも幸いだった。
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