東京オリンピックがはじまる前、「なぜ、オリンピックを特別扱いするのか・・・」という論調がマスコミに流れた。この流れの中で「コロナで運動会は中止になったのにオリンピックはなぜやるのか?」と子供に聞かれて答に窮したという父親の言葉が紹介された。
1964年、21才の時に東京オリンピックを経験した私にとって、オリンピック自国開催の印象は強く、日本の誇りでもあった。(この年、東海道新幹線が開通した)今更オリンピックの意義について語る必要はないと思っていた私にとって、「なぜ、オリンピックを特別扱いにするのか・・・」という論調には違和感があった。
こんな事になった元凶はやはり「コロナにある」。コロナがなければ国論は2分されず、スムースに開催までこぎつけたはずである。
マスコミにはコロナに惑わされず、丁寧にオリンピックの意義について掘り下げて報道していただきたい。オリンピックに「祭」というようなレッテルを貼るのは命がけで参加しているアスリートに失礼である。
オリンピックについて丁寧な報道がされていれば「運動会は中止になったのに、どうしてオリンピックはやるの?」という子供の疑問も起きなかったし、父親が答えに窮するという事はなかったと思う。参加選手にオリンピックを中止するよう声を上げて欲しいという事案が発生し、選手が当惑した。というニュースには本当に驚いた。
東京オリンピックが開幕した。世界の国々を代表して参加した選手達の激闘はやはり凄い。57年前の感動が蘇った。
オリンピックの意義については「語るよりも体感するのが一番である」。自国開催を体感してない方はこの機会に是非体感して欲しい。(写真は27日の朝日新聞)
東京オリンピックが開幕した。世界の国々を代表して参加した選手達の激闘はやはり凄い。57年前の感動が蘇った。
オリンピックの意義については「語るよりも体感するのが一番である」。自国開催を体感してない方はこの機会に是非体感して欲しい。(写真は27日の朝日新聞)
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