<サンケイスポ―ツ特別版から(左)3・27、東京中日スポ―ツ(右上)牛久市・祝賀パーティで配られた旗(右下)>
「君が代」の荘重なメロディが流れた時、常に表情を変えない稀勢の里の顔が崩れた。涙が止めどなく流れる。TV観戦の私の胸も苦しくなり、涙が瞼に溢れる。モンゴルの横綱達も大相撲を支えてきてくれたけれども、「君が代」が似合うのはやはり日本出身の力士である。
リーン、電話のベルが鳴る。「畠山です」涙声でこたえる。「やあ、俺だ。生きていて良かった、こんな凄い相撲を視ることができて・・・」秋田の兄から祝福の電話だった。兄のそばには今年100才を迎える母もいる。母も見てくれただろう。稀勢の里、本当にありがとう。(留守中、姉からも祝電があった)
今年の初場所で初優勝し、横網にも昇進した。出身地である我が牛久での凱旋パレードには5万名のファンが沿道を埋めた。後援会の一員として祝賀会に参加。稀勢の里を身内のように感じていた。ただ、今回の奇跡の逆転優勝で、稀勢の里が遠くへ行ってしまったような気がする。もはや牛久の稀勢の里ではない。日本の稀勢の里である。
テレビで連日、政治ショーが放送される。「〇〇ファースト」というが、掛け声だけで中身は党利党略、私利私略。時間と税金の無駄使いである。
そんな中での稀勢の里の横網の責任を掛けての奇跡の逆転優勝!政治家も稀勢の里を手本にして欲しい。
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