2016年9月19日月曜日

「芸の肥やし」、老後編

(おばさんとペアで掃除をしている、牛久シャトー・ミュージアム)

定年後、市の人材シルバーセンターの紹介で掃除のバイトを続けている。
月に7日、2~3時間である。その中で2日、おばさんと一緒に牛久シャトー・ミュージアムの掃除をする。
〇月〇日
私「今日は私が掃除機で、いいですか?」
Aさん「いいわよ。じゃ、私は拭き掃除ね」
私「昨日、家内といしじまにそばを食べに行きましたよ」
Aさん「夫婦そろって、いいわね。私のところは今年の4月に主人が亡くなってね、葬儀だなんだと出費が多くて、大変!今は墓をどうするかで悩んでいるの。皆さんと掃除をして、世間話をするのが隋一の楽しみなの」
〇月〇日
私「昨日、娘が孫娘を連れてきてね、家内に一緒に食事に行こうといわれたんだけど、遠慮しましたよ」
Bさん「女同志3人での食事。奥さんも楽しかったでしょうね。女同志でなといと関心のない話って、結構多いのよね。ところで、お孫さん、幾つ」

ベテランズクラブ(老人会)役員にも女性の方がいる。
〇月〇日、夜8時
突然、電話のベルが鳴る。
「畠山です」
「Cです。夜分済みません。鮎のバス旅行、参加者何人になりました。明朝、市役所に報告しなくてはいけないの」
今、仕事から帰ったところなのだろう。部屋中にガンガン響くような甲高い声、息遣いまで伝わってくる。Cさん、家族を抱え、仕事をしている、その一方で老人会の役員も引き受ける頑張り屋である。

小生がお世話になっているご婦人たちは70才前後と高齢、人生経験豊富。皆さん頑張っている。僕も負けてはいられない。

0 件のコメント:

コメントを投稿