眞鍋さんに最近お目にかかったのは7年前である。ホテルニューオータ二で眞鍋さんのパーティがあった。眞鍋さんがオーストリアから勲章を受章、さらに「素顔のカラヤン」という本を出版された。これを祝ってのパーティだった。川口順子・元文部大臣、作曲家・三枝成影、作家・なかにし礼、ソニー相談役・大賀典雄、サントリー佐治会長・夫人といった錚々たるメンバーが参加された。司会は湯川れい子だった。そんなパーティに年金生活者の小生が招待されたのだった。
昨日の講演会で、眞鍋さんが小生との関係について触れられた。「私が学生時代の音楽仲間の一人です。畠山さんはTDK、グラモフォンの乙黒さん、大阪国際フェステバルの中山さん・・・」。それから約40数年である。
龍ヶ崎市の講演会会場は座席数80であるが、満席となった。今年はサントリーホール設立30周年。眞鍋さんの話にも熱がこもる。講演会には北海道、名古屋、福島からも熱烈な眞鍋ファンがかけつけ喝采を送った。
講演会終了後、近くの市の会館で「食事会」。これがまた凄かった。ゲヴァントハウスの役員10名が参加。サントリービールと牛久ワインを飲みながらケンケンガクガク。私は勿体なくも、眞鍋さん、秘書の中村恵さんとともにひな壇に座らされた。
眞鍋さん、小生の顔を見ながら「お互い年とったわね」。こんなザックバランなところが、眞鍋さんの魅力であり、カラヤン、ベーム、メータ、ティーレマン等、世界の巨匠に愛される理由なのではないかと思った。
0 件のコメント:
コメントを投稿