わが輩、今年で結婚47年目。結婚式はなんと、わが輩の誕生日に挙げた。誕生日は3月19日。誕生記念日に久しぶりにコンサートに行こうと思った。
3月は隣町で「つくば国際音楽祭」が行われる。プログラムを見ると、な、なんと19日にNHK交響楽団のコンサートがあるではないか。勇んでプレイガイドに電話をすると、「チケットまだあります」「やった!」その後がいけない。あるにはあるが1枚だけだという。これではどうにもならない。家内と一緒でないと意味がない。
他にいいのはないかと思い探すと「仲道郁代&横山幸雄、ピアノデュオ・リサイタル」というのが目に留まった。美男美女コンビ、曲目もショパンのワルツ、(仲道郁代のショパンは今月の「レコード芸術」で特選になっている)横山幸雄作曲、超絶技巧連弾曲「カルメンの誘惑と幻想」と並ぶ。鍵盤を弾く奏者の手の動きが見えるバルコニー席を2枚購入。
昨日(6日)、3時からつくばノバホールでこのコンサートが開かれた。会場はほぼ満席。コンサートは都度、2人の「語り」も入り、一曲ごとに大拍手。ピアノ連弾の大音響はオーケストラを凌ぐほど。今まで、何回かピアノの演奏会を聴いた(ポリーニ、ブレンデル、ギレリスetc)が、こんなに楽しいピアノ演奏会は初めてである。これにはノバホールが中規模のホールである事と、バルコニー席だった事も影響していると思う。あまり、クラシック音楽を聴かない家内もスッカリ興奮。仲道さん、横山さん、ありがとうございました。
コンサート終了後、30分で我が家のある牛久に帰り、レストランで夕食。 家内にこれからもボケ老人の世話をよろしくと、頭を下げる。
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