2014年11月1日土曜日

バッハ、300年前の音楽を聴く

(CDのお土産。右下が人気のバブル・チュア)

先月(10月16、17日)高校時代(秋田・鷹巣農林)の同窓生とゴルフをやった時、阿部秀夫君からプレゼントをいただいた。中味はCDだった。先週、2週続いたゴルフが一段落したので、CDを聴いた。バッハ(1685ー1750)である。名曲のさわりが24曲入っている。「対位法」の頂点を極め、「形式美」を重んじた音楽は素晴らしい。ドイツ土産だった。

阿部君は高校を卒業すると、ドイツに留学。養豚業を学んだ。阿部君にとってドイツは第二の故郷なのである。今回は奥様と一緒だったという。留学先からバッハの生まれたアイゼナッハ(テューリンゲン地方)は近い。バッハハウスに寄った。入館者に人気なのがバロック時代の鍵盤楽器のコンサートと〝バブル・チェア″に揺れながら聴くバッハの音楽だという。いただいたCDの音楽はバッハハウスが所有する1970年代の楽器を使用したものであり、懐かしい音がする。また録音が素晴らしい。中学の音楽の時間、バッハは「音楽の父」と教えてもらったが、その事を実感した。

高校時代、小生と阿部君は同じ文芸部だった。小生は文芸部の他に音楽鑑賞部を作って、月に1回レコードコンサートを開催した。阿部君は小生のクラシック音楽好きを知っており、バッハハウスからCDのお土産を買ってきたのである。

阿部君の養豚場で育てられた豚は全て東京に出荷される。”江戸で相撲取る秋田のトン”である。
現在、阿部君は養豚業は息子さんに譲り、悠々自適の日々である。

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