2014年5月12日月曜日
愛妻の事を書きたいという友
一度しかお目にかかっていない方を友というのも可笑しいが、山中さんを身近に感じている。
数日前、地元情報紙「常陽リビング」に小生が編集のお手伝いしている「いしぶみ8号」読者プレゼントの記事が掲載された。土浦市在住の山中さんから電話をいただいた。「いしぶみ8号」をお送りしたところ、「お目にかかりたい」という。
昨日、土浦の歯科に行くことにしていたので、その前に山中さん宅にお邪魔した。山中さんのお宅は土浦といってもかすみがうら市に近い。霞ヶ浦に面した農村地帯である。ご自宅も広々とした宅地に大きな瓦屋根の邸宅。(写真・上)秋田の実家を思いだした。
山中さんは昭和18年生まれ。(小生昭和17年)奥様が3年前(平成22年9月)に亡くなられたという。奥様が書かれたという絵のコピーをいただいた。(写真・下)素晴らしい。愛妻の思い出を書きたいと思い、文集を探しており、「いしぶみ」の記事が目にとまったという。離れに91才のお母様がおられ、その看病をされているという。お父様の手書きの遺稿もあり、手にとったところ、ズシリと思い。
山中さんには是非「いしぶみの会」に入会していただき、奥様との貴重な思い出を書き残していただきたい。
山中さん宅からの帰り、霞ヶ浦を見ながら、昭和32年に公開された今井正監督の「米」を思いだした。次回、山中さんにお目にかかった時に、この事もうかがってみたい。
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