2013年12月23日月曜日

名演奏に救われた手作りコンサート


なんとも常識破りのコンサートだった。
私が理事の末席を怪我す「NPO法人・龍ケ崎ゲヴァントハウス」主催のコンサートが22日、つくば市の会場で開催された。

 若手中心に進めていたコンサートであり、70過ぎの小生は一歩引いて、コンサートの成り行きを見ていた。
 1時間前、コンサート近くの駐車場に車を止める。駐車場からコンサート会場まで400メートル近くある。雨でなくて本当に良かった。
 会場について驚いた、入口は一般家庭と変わらないような玄関。ここで靴を脱ぎ、スリッパに履き替えるのだという。2階のコンサート会場には椅子が並べられており、100名近く収容できるようだ。天井も高いので、音は良さそう。しかし、車の走行音は聴こえる。

 コンサートが終わってからが大変、主催者であるゲヴァントハウスのメンバー7,8名で椅子やピアノの片付けをする。この会場はバレーの教室の会場であり、コンサート会場ではないとのこと。私の予期しない事が次々と発生したのである。

 さて、肝心のコンサートの方はアメリカの名門オーケストラ、クリーブランド管弦楽団ヴァイオリニスト、白上 冴さんによる「ヴァイオリンリサイタル」。名演だった。会場を埋めた80名の聴衆を感動の渦に巻き込んだ。(会場を埋めた聴衆の半分は龍ケ崎に住む、白上さんのお母さんのお知り合いだった。東京からいらした方も多かった。)

 ゲヴァントハウスの若手が進めたコンサートは感動の拍手で幕を閉じたが成功の要因は白上冴さんの名演とお母様の人脈に負うところが大きい。また天気が良かったのも幸いした。足のご不自由なお客様が駐車場から歩かれる姿は痛々しかった。


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