2013年12月7日土曜日

外国人が作った大スぺクタル「赤穂浪士」

昨日(6日)はアメリカ映画「47RONIN」の封きり日だった。
たまたま東京へ出かけていたので、昔の日劇後にある有楽町マリオン「東宝シネマズ・日劇」でこの映画を観た。

 単に映画のポスターを見ただけでは「47RONIN」(原題:47Ronin)とあり、主役のキアス・リーブスが大きく写っているので、この映画のストーリーが「赤穂浪士」を原型にしたものとは思えない。

 6日付けの日経・夕刊はこの映画を「主君のあだ討ちに立ち上がった四十七士、といえばおなじみの忠臣蔵。だが異端児のカイ(キアヌ・リーブス)、謎の妖女(菊池凜子)らが加わり、驚きのスぺクタル作品に大変貌。」とある。

 異端児や妖女が加わり、背景や城下町も、幻想的であり、音楽も謎めいている。登場人物はキアヌ・リーブスを除いて、全て日本人だが、監督、脚本、音楽等の製作スタッフは全て外国人である。

 日本の「赤穂浪士」を原作にして、外人スタッフが「ファンタジー・アドヴェンチャー映画」に仕上げたのである。「ロード・オブ・ザ・リング」のファンタジー要素に「グラディエータ―」の戦闘シーンを交えたというこの映画、最初から最後まで息つく暇がない。子供から大人まで楽しめる内容に仕上がっている。

 銀座東宝では3Dで上映していたが、3Dでなくとも十分楽しめると思う。
 シルバー料金千円。千円でこのような空想と最新映像技術を駆使した映画を楽しめる。観て良かったというか、刺激になった。製作費175億円。

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