2013年7月5日金曜日

法人化された音楽同好会「ゲヴァントハウス」

(バッハ演奏の深淵を語る、新先生)

 私の住んでいる牛久の隣町、龍ケ崎市に音楽同好会「ゲヴァントハウス」という会がある。
この会、30年前に地元のクラシック音楽愛好家が作った会である。
 私は地元情報紙でこの会の存在を知り、7年前から毎月2回行われるCDコンサートを楽しんでいる。CDコンサートといっても会場は旧映画館である。世の中には名器といわれるステレオ装置が数多くあるが、小ホールと同程度の広い会場で聴く音は生演奏に近い。
 2008年からは、この会のお役に立てばと思い、現役時代、私がお世話になった放送局、レコード会社、出版社の方々を毎年講師にお招きし、特別講演&コンサートを開催している。皆さん手弁当でおいで下さるのには頭が下がる。そして、音楽・音のプロの皆さんがこの会場の再生音を高く評価して下さる。

 この会が今年の6月、「NPO法人・龍ケ崎ゲヴァントハウス」として新たにスタートを切ることになった。(光栄なことに私も理事として名前を連ねることになった。)

 6月29日(土)、法人化を記念してオーディオ研究家/元・フィリップスレコード・オランダ本社副社長、新 忠篤(あたらし ただあつ)先生の講演が行われた。「歴代の名手による”シャコンヌ”を通してバッハ演奏の深淵に迫る」という通ごのみの内容にもかかわらず、80席の客席は超満員。法人化は幸先の良いスタートを切った。
 
 講演&コンサート終了後、龍ケ崎市内にある井原理事長の隠れ家「洋風食卓”れべる”」で法人化記念祝賀会が開かれた。会には新先生の他、常磐 清さん(霧島国際音楽祭録音プロデューサ)、岩崎和夫さん(元・ステレオ誌編集長)も参加された。参加者全員の自己紹介はどれも含蓄が深く時の経つのを忘れた。
(左から常磐さん、新先生、岩崎さん)

 

0 件のコメント:

コメントを投稿