2012年2月25日土曜日

東条碩夫のコンサート日記


 音楽ファンである私がほとんど毎日、見ているのは「東条碩夫のコンサート日記」である。
 なにしろ、この日記を見ていると、東京を中心に日本で開催されているコンサートを居ながらにして鑑賞している気分になる。
 今月の日記を見るとこんな具合である。
 22日 NHK交響楽団、19日 大阪フィル、17日 二期会「ナブッコ」、16日 国立劇場「沈黙」、15日 読売日響、12日 東京フィル、10・11日 札幌響、3~5日
ラ・フォル・ジェルネ・・・。日本のみならず、海外のコンサートもリポートされている。
 東条先生は若々しいが、小生と年齢はあまり違わないはずである。連日コンサートに通われレポートされる体力と健筆は驚異的である。
 先生のレポートは音楽評論だけではなく、会場の雰囲気まで描写される。従ってコンサートの雰囲気が生ナマしく伝わってくる。
 私は先生の日記から多くの事を学んだ。日本のオーケストラの水準が著しく向上していること。隠れた名指揮者が沢山いること。たとえば東響を指揮したスダーン、札響・N響を指揮したエリシュカ等々。
 先生の評論には読者のみならず、多くの演奏家が励まされているはずである。楽界への貢献は計りしれない。今後の先生のますますのご活躍を期待したい。
 ところで、40年前、私は先生の愛車ボルボに乗せていただき、長野までドライブしたことがある。今となっては夢のような思い出である。
●写真は、先生(左側)とのツーショット。(2002年ごろ)

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