2012年2月19日日曜日

人生の掉尾を飾る夢に挑戦


 小生の友人が超有名、クラシックコンサートの音源を所有している。
 音楽文化的にも価値のあるものなので、何度かCD化することを薦めた。
 平行して知り合いのレコード会社にもCD化の可能性について打診した。
 昨年秋、両者の折り合いがつき、音源(オープンリールテープ)の確認をする事になった。
 その作業が2月15日、ついに実行された。
 レコード会社の方と友人宅におうかがい、テープをお預かりする。その本数、約40本である。都内にあるレコード会社のスタジオに13時にテープを搬入。早速試聴に入る。なにしろ、30数年前のテープである。
 テープは保存状態が悪いと、カビが生えたり、テープの磁性粉が落ちたり、転写という現象が起きたりする。友人は、30数年間というもの、このテープを再生したことがないという。
 われわれ一同固唾を飲んで、どんな音がでてくるか耳を澄ます。果たして、まるでホールでナマ演奏を聴いているような圧倒的な音がスタジオを満たした。試聴が終わったのは予定の17時をオーバーしていた。
 この音源をCD化するためには、まず、なんといっても演奏家(海外)の許可を得なくてはいけない。これからがレコード会社側の勝負となる。
 それにしても、間もなく古希の誕生日(3月19日)を迎える今、現役のレコード会社の方々と仕事(ボランティア)ができる自分はなんと幸せなのだろうと思う。
 ここ数年、本の出版など、「夢」の実現に向けて挑戦してきたが、今回の音源のCD化は小生の人生の掉尾を飾る夢になりそうだ。
(写真)5時間にわたってスタジオにこもり、幻のコンサート音源を聴く

1 件のコメント:

  1. 畠山様、
    こんにちは。Papagenoです。
    いつもお世話になります。
    この音源が誰の演奏でどの様な曲なのか、興味津々です。
    リリースはいつ頃になる予定でしょうか?
    事前に、熱海辺りでお聴かせ願えれば、非常に有り難いのですが。

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