2日目の午後、古宇利島を観た後、那覇にもどって首里城を見学。23年前は工事中で守礼門を見ただけだったが、今回は城内をくまなくみる事ができた。建物、調度品、王や家臣の服装が韓国、中国と酷似しているのに驚いた。琉球王国は日本より大陸の影響を受けていることを実感した。その意味において、2000年のサミットが首里城で行われた意義は大きい。
この日のホテルは国際通り、県庁の近くにあるハーバービュー・ホテル。皇族が泊まられるホテルとあって超一流の風格。さすがANA系列の旅行会社。ここで名誉挽回である。
夕食は「四つ竹」で沖縄舞踊を見ながら、沖縄料理を味わう。古典舞踊「四つ竹」が素晴らしい。
3日目、南部観光。太陽がやっと顔を出す。新原ビーチでグラスボートに乗り、舟底から魚群を観る。波をけたてて走るボートは水上スキーを連想させ、誠に爽快だった。その後「ひめゆりの塔」を参拝し、昼食。最終目的地「おきなわワールド」へ。800mの鍾乳洞「玉泉洞」等を見学したが、圧巻は沖縄の若者による「エイサー踊り」。感激したツアー客が1万円のご祝儀を踊り子に渡す場面も。
3日間の沖縄旅行は予想を遥かに上回る感動深いものだったが、食べ物だけは口に合わなかった。空港へ行くバスへ乗り込む直前、近くのデパートで開催されていた函館展で、海鮮弁当とラーメンを家内とシェアーして食べ、やっと胃袋が落ち着いた。
沖縄は第二次世界大戦で米軍と戦った。そして今でも基地の町である。本土の者としてその事に感謝しつつ那覇空港を後にした。19:05分飛行機は定刻通り離陸。満席だった。
●写真:爽快だったグラスボート(上)大きなスケールの首里城に驚く(下)
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