2011年1月3日月曜日

年賀状は早、孫の世代


 今年の年賀状を見て、目だったのは孫達のかわいい写真である。

年賀状はわれわれの子供の世代は終わり、一足早く孫の世代に移っている。

 その孫に対して、われわれお祖父さん世代は何ができるのだろう。何をすべきなのだろう。

 お年玉を上げるだけに終わってはいけない。

 かといって父親、母親をさしおいて、教育的なことを言ったら老害といわれる。

  

 私なりの結論は「家族愛」「人類愛」「無償の愛」ということを教えることではないか。ということである。

 父親、母親は孫達の入園、入学、進学といった目の前のでき事に対応することに追われ、経済的にも精神的にもゆとりがない。場合によっては親子の関係がギスギスしてしまう。お祖父さんはそれらを距離をおいて暖かく見守り、ギスギスするのは愛情のためであるということを諭さなければならない。孫と子供の間で誤解が生じては一大事である。


 もう一つは、これからはますますグローバル社会になるという視点である。われわれの時代は海外というと欧米だったが、これからは中国、インド、南米、中近東等も視野に入れなくてはいけない。そういった視点で孫の才能が最大限発揮されるように助言したい。大事な孫だから日本に留めておきたい。日本に居たい。という考え方では孫にとっても、親にとっても、日本にとってもマイナスだと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿