2010年7月25日日曜日

愛読誌「レコード芸術」の危機?


 音楽之友社が出版している「レコード芸術」誌、18歳頃から愛読している。ということは50年間読んでいることになる。”レコ芸”が発売される毎月20日は私の心の弾む日である。

 どんなCDの新譜がでているか?その中で特選盤になっているのはどれか、翌月の話題盤はなにか?海外ではどんなCDが発売されているのか?音楽評論家・諸氏はどんな論評をしているのか?興味がつきない。

 ところが、最近の”レコ芸”本の厚みが急に薄くなってきた。ちなみに昨年の同誌と比較してみると70頁くらいページが少なくなっていいる。

 最近、ジャズ専門誌の「スゥイングジャーナル」が休刊になったと聞く。もしかしたらクラシック専門誌の”レコ芸”も同じ道を辿るのではないかと不安になる。

 本が薄くなった最大の原因はCDの新譜が少なくなったことだと思う。それにともなって、レコードメーカーの広告も減る。

 読者も節約志向なので、立ち読みや図書館で済ませる。牛久の図書館でも”レコ芸”のバックナンバーはいつも貸し出し中である。熱心な読者はいるのである。

 そこで読者の皆さんに言いたい。

 ”レコ芸”の立ち読み、図書館での購読はやめよう。自分で買おう。月¥1250の出費を渋っていると、肝心の”レコ芸”そのものが無くなってしまうよ!

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