10日、静岡の東名カントリーで開催された、女子プロゴルフツアー「スタンレーレディス」で、渋野日向子が優勝した。2019年「大王製紙エルエールレディス」以来、1年11ヵ月ぶりの優勝だった。
渋野は2019年8月、「AIG全英女子オープン」で優勝し、一躍日本女子プロの女王となった。以来、ファンは渋野の活
躍と渋野スマイルに期待した。しかし、渋野はスランプに陥る。
2020年は国内外での優勝はなく、2021年の東京オリンピック代表の地位も獲得することができなかった。渋野スマイルは消え、渋野は終わったと思ったファンも多いのではないか、私もその一人だった。
10日の渋野はそのような負のイメージを一掃するものだった。
18番ホールでプレーを終えた時、渋野日向子、佐藤心結(マチュア・明秀学園日立高3年)、木村彩子、ペン・ソンウ(韓国)が共に10アンダーで並び、プレーオフになった。
プレーオフは18番ホール(パー5)で行われ、1回では決着がつか
ず、2回繰り返された。渋野は2回とも3打目のアプローチを1ピン以内に寄せ(写真左・下)バーディを奪い優勝した。
その技と精神力は他の3人を圧倒。見事なものだった。
全英オープン優勝の時、渋野はスマイルを浮かべたが、この日の渋野は涙をこらえることができなかった。(写真左・上)
この大会には今年の賞金ランキング上位3名も参加した。1位で東京オリンピックで銀メダルを獲得した稲見萌寧はー7で8位タイ、2位の小祝さくらはー3で24位タイ、3位で安定したショットが評判の西村優菜はー9で5位タイだった。(写真はいずれもBS11による)
先輩新聞が休みで結果が気になっていたがまさか追い上げてのプレーオフで優勝とはびっくり!我慢していればいつかは花開くもんだね!彼女が泣いたのは初めてではないか?まずは辛抱を教えてくれた彼女に感謝すると共にありがとうです。
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