2020年5月8日金曜日

澤部さん旭日重光章受章


4月29日(水)5時30分、朝刊を開いた。春の叙勲者が掲載されていた。
トップの方に掲載されている旭日重光章を見て驚いた。澤部さん(澤部肇・TDK元社長)の名前が掲載されている。コロナで沈みがちだった日々に光が差した気がした。
 澤部さんと一緒に受章された方を見ると、元住友商事社長・岡氏、元三井化学社長・佐藤氏、元全国農業協同組合中央会会長・萬歳氏、元東京エレクトロン社長・東氏、元明治安田生命保険社長・松尾氏、元フジテレビジョン社長・宮内氏、元古河電気工業社長・吉田氏。錚々たる顔ぶれである。
 
 歴代TDK社長は勲二等を受章している。叙勲制度が変わり、旭日重光章を受章したのは澤部さん(六代目)がはじめてである。叙勲に輝き、「私の履歴書」にも登場した経営者としては三代目素野福次郎氏に続いて二人目である。
 日本経済新聞の記事によると、「思い切った構造改革やM&A(合併、買収)でTDKを世界有数の電子部品メーカーに育て上げた」「小泉政権下の産業競争力会議など、社外での活動にも積極的に身を投じた」と解説している。澤部さんは「幾多の経済危機にも遭遇した。日本経済の成長期、エレクトロニクスの発展期にお客様と共にグローバルに事業展開できた、厳しくも胸躍る時代」と振り返る。

 私は澤部さんと同じ昭和17年生まれ。嬉しさのあまり、お祝いのメールを送信した。送信してから「シマッタ」と思った。澤部さんには国内外の経済人から祝福のメッセージが殺到するだろう。中間管理職で終わった自分のでる幕ではなかった。しかも文章をみると「受章おめでとうございます」の「受章」が「受賞」となっている。万事休止。
 夜、パソコンを開くと澤部さんからメールが入っていた。「お祝いのメッセージありがとう。今回の受章は本当に嬉しい。これも畠山さん、他みなさんのお陰です」とある。
 やはり、澤部さんは凄い!
(写真は日本経済新聞から転用)
 

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