2020年3月24日火曜日

最後の運転免許更新?


22日(日)、自動車教習所に行き、高齢者講習を受講した。運転免許を書き換えるためには高齢者講習を受講し、終了証明書をもらわなくてはならない。
教習所へ行くと、コロナ騒ぎなどウソのように若い学生で一杯である。教官の話によると、今日が春休みの日曜日で、運転免許を取得する学生で一番混雑するのだそうだ。
 講習は学科と実技である。学科の方では記憶力テストと視力テストが厳しい結果だった。最近、人の名前が覚えられなくて困っているがテストでも裏付けされた。視力も0,7ということで、これ以上悪くなると眼鏡をかける必要があるという。
 実技はS字、車庫入れなどうまくいったと思う。講評は、テレビモニターに映っている私の運転状況を見ながら行われた。「なんの問題もありません」とのコメント。私はモニター画面の鮮明さに驚いた。カメラはソニー製で大きさは親指ほど。講習の結果、無事終了証明書を受領。
 次の免許更新は3年後、この時は81才になる。これが最後の免許更新になるかもしれない。受講生の最高齢者は91才。小股で歩行もままならない。車の運転をさせて大丈夫かなとも思ったが、このような老人こそ車は必需ともいえる。世の中難しい。
 この日、大相撲春場所千秋楽。横綱・白鵬が鶴竜を破って優勝した。無観客という前代未聞の状況の中で15日間、力士達は日々闘志溢れる取り組みを展開した。敬意を表したい。
 遡ること13日(土)、シルバーセンターの事務局から電話があった。「コロナ騒ぎがあり、皆さんご高齢ということで、掃除のバイトはキャンセルになりました」とのこと。コロナ騒ぎに名を借りた首切りだと思った。社会勉強を兼ねてやっていた小生はいいが、Aさんはきついだろうなあ。「月の年金5万で暮らしてるのよ。要領のいい生活保護者は車に乗っているのに・・・ね」。Aさんに新しい仕事がみつかるよう祈る。

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