2019年4月21日日曜日

名門土浦一高に学ぶ(下)ネットによる母校”鷹農”の復活

私の母校、鷹巣農林は2011年(平成23)統合された。
 母校を偲ぼうと思っても、土浦一高のように旧本館(国指定、重要文化財)が残っているわけでもない。実に淋しい。
幸いなことに2009年(平成21)、創立記念100年誌「翠緑萬古」が発刊された。記念誌をめくってみる。鷹農は1909年(明治42)、北秋田郡立農業高校として誕生した。
 新校舎の落成式の祝典を(写真・上)盛り上げたのは斎藤代議士と石川翁農聖の祝辞演説だったと、地元秋田魁新聞は伝えている。
 斎藤代議士とは斎藤宇一郎。「乾田馬耕」等を推進し、農業の生産性の向上に大きな貢献をした。石川翁とは石川理紀之助。秋田県の農業の神様、秋田の二宮尊徳と呼ばれた。「寝ていて人を起こすなかれ」が信条。斎藤宇一郎の息子、斎藤憲三はTDKを創立した。鷹農を卒業してTDKにお世話になった私は不思議な感動に襲われる。
 
これからはネット社会である。百年史もネットにアップすることで全世界すべての方々に見ていただける。後輩には教育、情報領域に詳しい方々が沢山いる。百年史を足掛かりに”鷹農”を復活させて欲しい。

校旗(左)

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