昨年はじめ、工業会(日本記録メディア工業会)でお世話になった日立マクセルの工野さん、富士フィルムの髙山さんにお目にかかった。工野さんは退職後、郷土史の研究、髙山さんは自転車でシルクロード一周と大活躍である。お2人が「工業会のOBの先輩達、どうしてるかな?会いたいね」と呟いた。
じゃあ、一肌脱ぐか!思えば、昨年は日本でカセットテープが発売されて50年である。節目の年でもある。私も74才、幹事役ができるのはこれが最後かもしれない。昨年11月、工業会OB有志の方々、20名に案内を差し上げた。そのOB会が20日(金)12時~日本橋「たいめいけん」で開催された。参加者は12名。(富士フィルム4名、日本ビクター、パナソニック、日本コロムビア、各1名、TDK3名、事務局2名)同社のOB会では聞けない話が次から次へと飛びだした。その中でなぜカセットテープが今ブームなのかという事について思いがけない指摘があった。「カセットテープは途中から再生できて便利だ」というのである。なるほど、CDなどのデジタルメディアは曲の途中で止めて、止めた所から再生する事ができない。頭から再生して探さなくてはならない。カラオケの練習などではカセットテープの方が便利かもしれない。
記録メディアは1960年から2000年はアナログ時代であり、カセットテープ、ビデオテープの黄金期だった。会に参加した12名はこの黄金期にライバルメーカーとして世界市場を舞台に戦った。結果、日本の記録メディアメーカーは世界市場を席捲した。
”昨日の敵は、今日は友”というが、われわれは昨日も今日も明日も友である。”戦友”といった方が当たっている。
翌21日(土)、トランプがアメリカ大統領に就任。困ったもんだ。が、大相撲で地元・牛久市出身の稀勢の里が念願の初優勝!白鵬が貴ノ岩に負けた時は思わず「バンザーイ」と叫んでしまった。
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