今日、池袋で母校(秋田県立鷹巣農林高校、今は合併して秋田県立北鷹高校)OB忘年会があった。忘年会の案内に「東京伊勢堂会大忘年会」とある。伊勢堂は高校に隣接する壮大な森の名称である。
この森から16,000名以上の生徒が巣立って行った。
”大”忘年会とあるところから、幹事の意気込みが感じられる。場所は池袋の「コート・ダジュール」、会費は5,500円。昼の時間なので、それなりの料理もでてくると想定した。
ところが、店に入って驚いた。どうみてもカラオケ店である。コの字に配置された座席の正面にTVモニターが鎮座している。幹事から「3時間飲み放題です」との説明・・・。
待って下さい。
私の一番の目的は「参加者の近況や学校時代の想い出話をうかがう」事であり、カラオケはその次にして欲しい・・・。しかし、乾杯の音頭から30分もしないのに、「好きな曲を入れて下さい」ときた。私はこれでは、近況や思い出話はないなと思った。これから3時間近く、カラオケにつき合わされたらたまったものではない。勝手だと思ったが退席して帰路についた。
その後、反省。愛校、奉仕精神に燃えた後輩が幹事をやっている忘年会を途中退席するなど、なんと非礼なのだろう。思えば、高校時代、私は傍流だった。専攻である林業の勉強はせず、文芸・音楽の部活動に熱をあげていた。今日に至っても、本流の方達が行っている忘年会の席を中退してしまった。残りの人生も好きな文芸・音楽中心に生きている。
今年の忘年会の〆は28日、「帝国ホテル」。幹事は音楽好きの慶応OBである。
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