(左より、'74・クリーブランド管弦団のプロ、ドリームⅩ、アメリカ大陸横断の旅、白上冴さんのCD)
隣町、龍ヶ崎市に住む白上朝子さんとは時々、同地で開催される「ゲヴァント・ハウス」のCDコンサートで一緒になる。
先日、白上さんから「アメリカ大陸横断40日間の旅」という本をお借りした。1973年クリーブランドに音楽留学するお嬢さんと、西海岸のサンフランシスコから東海岸のクリーブランド(米国・オハイオ州)に車を運転しての旅日記である。アメリカの広大さと、日々の食事、クリーブランドでの借家の手続きの煩雑さ等が克明に描写されている。
私が保存している音楽プログラムを調べてみると、1974年、クリーブランド管弦楽団の来日プログラムがでてきた。(指揮マゼール)クリーブランド管弦楽団はアメリカの5大オーケストラの一つとして日本のクラシックファンには有名。私も聴きに行った。そのアンサンブルの見事さは今も耳に焼きついている。
私が10年前に書いた自分史「ドリームⅩ」(文芸春秋・自費出版)を観ると、1976年にクリーブランドに行ったという記録がある。こんな一文がある。「五大湖沿岸の都市ではミシガン湖畔にあるシカゴが有名だが、エリー湖畔にあるクリーブランドは知名度が低い。それでも著名なオーディオ店があるというので、佐藤さんが案内してくれた」佐藤さんとは、前回(18日)のブログに登場したあの佐藤さんである。
白上さんのお嬢さん、冴さんは見事、名門クリーブランド管弦楽団のヴァイオリンニストとして入団する。
時々、帰国されては地元、茨城、八ヶ岳音楽堂でチャリティコンサートを開いている。
音楽は世界を、そして時空を結ぶ文化であるという事を実感する。
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